『ゴジラxコング』予告編が初公開、ゴジラが走る ─ コングと共闘、新たな脅威「スカーキング」現る

ハリウッド版『ゴジラ』モンスター・ヴァース最新作にして、『ゴジラvsコング』(2021)の続編となる映画『Godzilla x Kong: The New Empire(原題)』より、初予告編映像が公開された。ゴジラが走る!
すでに公表されていたあらすじは次のとおり。「この最新作は、『ゴジラvsコング』の爆弾的な対決に続く、全く新しいシネマティック・アドベンチャー。全能たるコングと恐るべきゴジラが、この世界に隠された巨大な未知の脅威と対峙し、彼らの──そして我々人類の存続に挑む。この壮大たる新作では、タイタンの歴史とオリジン、さらに髑髏島をはじめとする謎を掘り下げる。そして、この驚異的存在を生み出し、人類にも永遠の影響を与えた神話的な戦いが明らかにされる」。
前作『ゴジラvsコング』でその存在が明らかになった地底世界が主な舞台の一つとなるようだ。ここではコングたちのコミュニティが形成されているようであり、まだ子供と見られるミニ・コングも登場する。
コングたちの世界を統治しようとするのが、本作のヴィランであるスカーキング。オランウータンのような赤毛が特徴的な個体だ。映像では、人間の暮らす地上世界にも危機が到来する様子が切り取られている。
新たなる脅威に立ち向かうため、なぜか氷漬になっているゴジラが目覚める。背びれや目が紫色に発光しているばかりでなく、腕を振り乱して走るという、全く新しい形態を見せている。
ゴジラは前作でコングと戦った後、その実力を認めるような素振りを残して海に去っていたが、その後何があったのだろう。共闘するコングも右腕にアーマーを装着しているが、これは「モナーク」の特注品だろうか?
前作では敵同士だったゴジラとコング、二大怪獣が手を組んで戦う点が見どころ。日本で公開され、海外でも大絶賛で迎えられている『ゴジラ-1.0』とは全く異なる路線の、ダイナミックな怪獣大乱闘に期待したいところだ。
『ゴジラxコング:ザ・ニュー・エンパイア』には、前作からアダム・ウィンガード監督が続投。キャストにはレベッカ・ホールとブライアン・タイリー・ヘンリーが再び登板するほか、『美女と野獣』(2017)のダン・スティーヴンスらが新たに加わる。2024年4月12日US公開予定。