『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』LAワールドプレミアよりレポート到着 ─ 渡辺謙、作品への自信と興奮を語る

ハリウッド版映画『ゴジラ』シリーズの最新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が2019年5月31日(金)に世界同時公開される。
待望の劇場公開を控え、2019年5月18日(土曜日・現地時間)、米国ロサンゼルスにてワールドプレミア上映が開催された。チャイニーズシアター前にはゴジラブラックカーペットが登場。このたび現地からレポートと写真が到着している。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ワールドプレミア
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のワールドプレミア上映が開催されたのは、ハリウッドの歴史を象徴する劇場のひとつであり、『スター・ウォーズ』をはじめ多数の映画が初上映を迎え、またアカデミー賞授与式の会場としても使用されてきたチャイニーズシアター。劇場前のハリウッド大通りを全面封鎖して敷かれたゴジラブラックカーペットには、渡辺謙やカイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、チャン・ツィイーら出演者が登場し、延べ3,000人のファンが詰めかけた。

カーペット上で75台のスチールカメラ、50台ものTVカメラの取材を受けて、報道陣の熱気も感じた渡辺謙は「みんなの期待に十分応えられるような作品になっていると思うので、カーペット上にいてもとても心地がいいです。映画が良いときはこういうものです!」と興奮のコメント。物語のキーパーソンであり、少女マディソン役のミリー・ボビー・ブラウンは、渡辺謙について「本当に素晴らしい俳優だと思います。スクリーン上での演技やパフォーマンスは、間違いなく、私がこれまでに見た中でも最高のもの。ご一緒できて幸運ですし、とても光栄に思います」と敬意を示した。

またマイケル・ドハティ監督は、日本のファンに向けて「ゴジラというキャラクターを作り出してくださって本当にありがとうございます。皆さんがゴジラを愛していらっしゃるのと同じくらい、僕もゴジラを愛しています。僕が作ったものを、皆さんが誇りに思ってくださることを心から願っています」との思いを語っている。
そしてチャイニーズシアターでのプレミア上映では、上映前にドハティ監督から出演者が紹介されると場内から喝采が起こり、また本編ではゴジラやモスラ、ラドン、キングギドラなど怪獣が登場するたびに歓声が沸きあがった。上映終了後には拍手が湧きおこり、観客からは興奮のコメントが数多く聞かれたという。ある観客は、東宝によるゴジラへのオマージュを数々発見したとも話している。
渡辺謙(芹沢猪四郎役)コメント

「1作目(『GODZILLA ゴジラ』)の大きな成功が、みんなの期待を高めていると思う。その期待に十分応えられるような作品になっていると思うので、それはここカーペット上にいても、とても心地がいいです!(ヒットの機運が)やっぱり来たな、という感じがありますね。映画が良いときはこういうものですよ。大きさという意味では、このスケール感に見合ったリアクションがちゃんと返ってきているのを実感しています!とにかく楽しんでほしいです。劇場で観ると“楽しい”以外の何ものでもないと思うので、自信を持ってお勧めしたいと思います。もうすぐですよ。待っていてください!」
ギャラリー






『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は、ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)がクロスオーバーする「モンスターバース」第3作。『GODZILLA ゴジラ』(2014)から5年後を舞台に、復活した神話時代のモスラやラドン、キングギドラといった怪獣とゴジラとの戦いと、世界の破滅を阻止しようとする特務機関モナークの活躍が描かれる。
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