『グーニーズ』キャスト、吹替声優まとめ ─ 『アベンジャーズ』サノス役や『ロード・オブ・ザ・リング』サム役らの少年時代

ケリー・グリーン(アンディ役)
1967年、アメリカ・ニュージャージー出身。17歳の頃、アメリカ・ニューヨークでいくつかのオーディションに参加した結果、『グーニーズ』でアンディ役を獲得した。ロマンス・コメディ『ルーカスの初恋メモリー』(1986)では、メインキャストとして抜擢された。以降は目立った活動はないが、ドラマ「ER緊急救命室 」(2000)や「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」(2001)
にエピソード出演。直近の出演作は2012年のインディー映画『Complacent(原題)』。
吹替版声優 富沢美智恵
アニメ作品の代表作としては、「サクラ大戦」神崎すみれ役、「あした天気になあれ」エッコ役、「超時空騎団サザンクロス」ジャンヌ役、「クレヨンしんちゃん」まつざか梅、「美少女戦士セーラームーン」火野レイ・セーラーマーズ役などがある。吹替としては『グーニーズ』のほか、『ネバーエンディング・ストーリー3』(1994)『スクリーム2』(1997)など。
コリー・フェルドマン(マウス役)

1971年、アメリカ・ロサンゼルス出身。『タイム・アフター・タイム』(1979)で映画初主演を果たし、『13日の金曜日・完結編』(1984)にて一躍有名となる。『グレムリン』(1984)『グーニーズ』(1985)にて個性的な少年役を演じてさらに脚光を浴びることになり、『スタンド・バイ・ミー』で国際的に知名度を高める。その後も俳優としてテレビシリーズ、映画に多く出演しており、『ロストボーイ』(1987)『メイフィールドの怪人たち』(1989)『シャークネード エクストリーム・ミッション』(2015)などがある。
吹替版声優 野沢雅子
「ゲゲゲの鬼太郎」鬼太郎役、「いなかっぺ大将」風大左衛門役、「ど根性ガエル」ひろし役、「銀河鉄道999」星野鉄郎役、「ドラゴンボール」孫悟空・孫悟飯・孫悟天、「あらいぐまラスカル」ラスカル役など、名だたる作品で重要な役柄の声を当ててきた。吹替としては、『ポセイドン・アドベンチャー』(1997)『ベイブ/都会へ行く』(1998)など。
キー・ホイ・クァン(データ役)

1971年、ベトナム・ホーチミン出身。1980年代に役者名義“キー・ホイ・クァン”として、『グーニーズ』や『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』(1984)、『パッセンジャー 過ぎ去りし日々』(1987)などに出演して人気を博した。その後、出演側としてではなく、製作側に興味を持つようになり、“ジョナサン・キー・クァン”として、『X-MEN』 などで武術指導したり、ウォン・カーワァイ『2046』(2004)で通訳として参加したりしている。
吹替版声優 菅谷政子
アニメ声優としての代表作には、「宇宙少年ソラン」チャッピー役、「パーマン」ガン子役、「エースをねらえ!」愛川マキ役、「忍者ハットリくん」三葉ケン一役、「家なき子」レミ・バルブラン役、「プロゴルファー猿」猿谷中丸役などがある。吹替としては、カイル・リチャーズやマコーレー・カルキンなどの声をあてた。2021年に死去。83歳だった。
マーサ・プリンプトン(ステファニー役)
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1970年、アメリカ・ニューヨーク出身。同じく役者だった母親の影響もあり、10歳の頃にデビュー。『グーニーズ』をはじめ、『イングリッシュマンinニューヨーク』(1988)『旅立ちの時』(1988)にて、ダニエル・デイ=ルイス、リヴァー・フェニックスと共演を果たした。以降、ウディ・アレン『私の中のもうひとりの私』(1988)、ロン・ハワード『バックマン家の人々』(1988)、ジョン・ウォーターズ『I Love ペッカー』(1998)など名だたる監督たちの作品に出演している。近年では、『アナと雪の女王2』(2019)で、エレーナの声優を担当した。