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「ゲースロ」結末への批判、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」には影響なし ─ 「前作に敬意を表し、最高の形で実現したい」

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン
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社会現象的ヒットを記録した「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)の新シリーズ、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の配信が、いよいよ2022年8月22日よりスタートする。「ゲーム・オブ・スローンズ」のフィナーレにはいまだに賛否両論が尽きないが、本家に向けられた批判はスピンオフの制作に影響を与えたのだろうか。「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」共同ショーランナーのライアン・コンダルによると、同シリーズは批判を意識するより、オリジナルに敬意を払うことに重きを置いているようだ。米Entertainment Weeklyのインタビューでコメントしている。

「人々は愛するものがどのような終わりを迎えるかについて、常に言いたいことがあります。彼らが何と言おうと、我々のアプローチの仕方には影響しません。我々には受け継ぐべき大きな遺産があります。前作に敬意を表し、最高の形で実現したいのです。多くの続編がやっているような、‟皆の好きなものを別のパッケージで提供する”ということがないように。」

またコンダルと共にショーランナーを務めるミゲル・サポチニクも、第一にオリジナルを尊重する姿勢を米Hollywood Reporterに明かしている。

壊れたわけじゃないので、一から作り直そうとはしていません。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』には独自のトーンがあり、それはシリーズの過程で進化し、姿を現してくるでしょう。しかしまずは、とても画期的だったオリジナル・シリーズに敬意を払い、オマージュを捧げることが非常に重要です。」

ジョージ・R・R・マーティンの小説『炎と血』(早川書房)に基づく前日譚「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の200年前を舞台にターガリエン家の物語を描く。「ゲースロ」の意思を受け継ぎつつ、独自のアプローチで新たな扉を開く「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、オリジナルファンの期待を裏切らない作品になりそうだ。

キャストには、パディ・コンシダイン(ヴィセーリス・ターガリエン役)、マット・スミス(デイモン・ターガリエン役)、オリヴィア・クック(アリセント・ハイタワー役)、エマ・ダーシー(レイニラ・ターガリエン役)、スティーヴ・トゥーサント(コーリス・ヴェラリョン役)、リス・エヴァンス(オットー・ハイタワー役)らが名を連ねている。

HBOオリジナル「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」(全10話)は2022年8月22日(月) よりU-NEXTにて独占配信。

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Source: Entertainment WeeklyHollywood Reporter

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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