「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚ドラマ、メインシリーズの作曲家が続投

米HBO製作の人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)の作曲家で知られるラミン・ジャヴァディが、前日譚ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:House of the Dragon)」で続投することがわかった。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、「ゲーム・オブ・スローンズ」から300年前を舞台に、エミリア・クラークが演じたデナーリス・ターガリエンらの一族・ターガリエン家のルーツを描く物語。このたび、「ゲーム・オブ・スローンズ」の米公式Twitterが、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」でのジャヴァディの続投を明かした。「旗印を掲げろ」と作品にちなんだ粋な文言にて、朗報をファンに伝えている。
Raise your banners. @Djawadi_Ramin will compose the score for #HouseoftheDragon.
— Game of Thrones (@GameOfThrones) February 2, 2021
ジャヴァディは、オープニング曲をはじめとする「ゲーム・オブ・スローンズ」の音楽を手がけ、その壮大な叙事詩が持つ世界観を見事に再現。そんな彼が、ターガリエン家のルーツを描く「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」で新たに創り出すものには、期待せずにはいられない。なお、ジャヴァディは『アイアンマン』(2008)や「ウエストワールド」(2016-)でも作曲を担当するなど、ジャンルを横断した作曲活動を行っている。
本作の出演者には、『レディ・プレイヤー1』(2018)オリヴィア・クックや『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)T-5000役などで知られるマット・スミスのほか、『ディストピア パンドラの少女』(2016)のパディ・コンシダイン、「トゥルース・シーカーズ -俺たち、パラノーマル解決隊-」(2020-)エマ・ダーシーらが名を連ねている。
ちなみに、現時点で「ゲーム・オブ・スローンズ」からは「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」を含め2本の前日譚シリーズが進行中。もう一本は、原作者ジョージ・R・R・マーティンによる「ダンクとエッグの物語」に基づいて映像化される。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、2022年に米国放送予定。シーズン1は全10話構成。