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【ネタバレ】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』ハイ・エボリューショナリー、カットされた結末があった

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
©2023 MARVEL

この記事には、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のネタバレが含まれています。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
©Marvel Studios 2023

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』において、ハイ・エボリューショナリーの野望は、その志半ばで挫折する。瀕死の重症を負ったロケットを救ったガーディアンズのメンバーは、ハイ・エボリューショナリーを止めるべく、ロケットとともに彼の拠点に殴り込むのだ。

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とうとうハイ・エボリューショナリーを追い詰めたガーディアンズだが、ロケットは愛する友人たちを殺したハイ・エボリューショナリーを同じように殺すことはしない。ロケットは銃口を向けることこそすれ、引き金を引くことはしないのだ。その後、一同の乗る船は爆発し、乗っていた人々や動物は惑星ノーウェアに避難した。もっとも、その中にハイ・エボリューショナリーの姿はなかったのだが……。

Comicbook.comのポッドキャストにて、イウジは、劇場公開版には含まれていない“もうひとつの結末”があったことを明かしている。「完全版か、あるいは別のエンディングとして観られることになるのを願っていますが、確かに撮影しました」というのだ。

この口ぶりからすると、ハイ・エボリューショナリーがガーディアンズに敗れた後の“何か”が撮影されていたらしい。実際にイウジは、ハイ・エボリューショナリーがまだ生きている可能性を示唆しているのである。

「マーベルで肝心なのは、(キャラクターが)死ぬところを皆さんが見ていない限り、必ずしもその人は死んだとはいえないということ。死んでいたとしても、それがマルチバースでどんな意味を持つかといえば……。とにかく、ポイントはロケットが僕を撃たなかったことです。なぜ撃たないのかと聞かれて、“ノー、殺さない”と答える場面がありますよね。それに、僕が船もろとも死ぬところも見ていないわけで。」

イウジの言うように、本作でハイ・エボリューショナリーがどうなったのかははっきりと描かれていない。ちなみに余談だが、アダム・ウォーロックの“母”であるアイーシャ(エリザベス・デビッキ)も、カウンター・アースで爆発に巻き込まれて死亡したと思われるが、その生死は決定的な形では描かれていないのだ。

「この話はこれくらいにしておきましょう」とイウジが話題を締めくくっているあたり、どうやらハイ・エボリューショナリーについてはまだ語れることがある模様。カットされたシーンはソフトや配信のリリース時に見られるようになるのか、あるいは音声解説でジェームズ・ガン監督の口から明かされる機会があるのか……。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は公開中

Source: Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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