Menu
(0)

Search

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』ジェームズ・ガン監督が降板 ― 過去の発言が問題視される【コメント全文和訳】

ジェームズ・ガン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28557194032/

現在、ウォルト・ディズニー・スタジオ/マーベル・スタジオは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』の今後について発表していない。2020年の米国公開を目指してジェームズ監督は脚本を完成させており、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は近々撮影準備に入ることを明かしていた。ジェームズ監督が降板した今、同作に新たな監督が起用されるのかどうかはわからない。

しかし『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とは、ユーモアとドラマのバランス感覚、卓越した音楽センスなど、ジェームズ監督固有の作家性に多くが委ねられた映画シリーズだ。もしも別の監督が起用されたとして、それはファンが望む、そしてそもそもマーベル・スタジオが望んでいた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の最新作になりうるのだろうか。また、このタイミングでジェームズ監督が降板となったことは、クリス・プラットやゾーイ・サルダナをはじめとした出演者にも大きなショックを与えるものだろう。あくまで筆者としては、どうかこれ以上誰かが悲しまずに済むことを祈るばかりである。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』は2020年米国公開予定

Sources: THR, Variety(1, 2), Deadline(1, 2), TDC, Jack Posobiec
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly