フランク・グリロ、DC「ピースメイカー」シーズン2参戦決定

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ではクロスボーンズ/ブロック・ラムロウ役で『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)などに出演したアクション俳優フランク・グリロが、DC「ピースメイカー」シーズン2に参戦することが明らかになった。
映画『スーサイド・スクワッド』2作でジョエル・キナマンが演じたリック・フラッグの父親であるリック・フラッグ・Sr.を演じる。実はグリロは、新DCユニバース第1作となるアニメ作品「クリーチャー・コマンドー(原題:Creature Commandos)」でも同役の声優を務める。この作品は、「キャラクターがアニメの中に入ったり、アニメから飛び出したり」するという、クロスオーバーが前提の異色作とされており、グリロのキャラクターがアニメと実写を股にかけることが早速判明した形だ。
新生DCユニバースのリーダーであり、「ピースメイカー」も手がけるジェームズ・ガンとグリロはSNSでツーショット写真を掲載。グリロはガンの頬にキスを迫るほどの信頼ぶりだ。「ジョン・シナはウエイトリフティングを始めた方がいいぞ」と、早くも宣戦布告である。
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現時点で気になるのは、「ピースメイカー」シーズン2がどのようなユニバースで展開されるかだ。シーズン1はザック・スナイダー監督が築いた旧ユニバースの中の出来事として、ジャスティス・リーグの面々もサプライズ登場を果たしている。ジョン・シナが好演したピースメイカーは新ユニバースに引き継がれることとなっているが、果たして新ユニバースでどのようにリック・フラッグ・Sr.と絡むことになるのだろう。
ちなみにグリロは、マーベル・スタジオとはもっと多くの本数で出演契約を行なっていたものの、キャラクターがあまり掘り下げられることもなく出番が無くなったことに失望しており、マーベル作品での再演の可能性を否定。「だからDCへ移ったんです」と、鞍替えの内情を口にしたことがある。
「ピースメイカー」シーズン2は4月までに撮影が始められている。プロットなどに関する詳細は不明だが、ガンによると、ユニバースが変わって混乱をきたす心配はないとのこと。