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任務失敗の宇宙飛行士、18ヶ月ぶりの地球帰還なるか ─ 『ベイウォッチ』セス・ゴードン監督、次回作は宇宙ミッション映画

セス・ゴードン
Photo by Dominick D https://www.flickr.com/photos/idominick/15307645721/ Remixed by THE RIVER

『モンスター上司』(2011)『ベイウォッチ』(2017)のセス・ゴードン監督が、2018年設立の製作会社Solstice Studiosのもと、新作映画『Ground Control to Major Tom(原題)』を手掛けることがわかった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。

本作は、宇宙ステーションに取り残された宇宙飛行士とNASAの地上管制官の物語を描く。二人は実際に会ったことはないものの、宇宙飛行士に託された“放棄された宇宙ステーション”への機密任務を通じて、お互いに惹かれ合っていく。しかし任務がうまくいかず、宇宙飛行士の乗った宇宙船は破壊されてしまう。地上管制官を含め、世界中の人々が彼を死んだものだと思っていたが、トラブルから18ヶ月後、宇宙飛行士が生きていることが判明。巨大な宇宙に取り残された宇宙飛行士を、無事地球に帰還させるための危険な任務が始まる……。

『Ground Control to Major Tom』というタイトルは、デヴィッド・ボウイによる1969年の楽曲「スペイス・オディティ(Space Oddity)」の歌詞冒頭が由来とのこと。脚本は、カルト的人気を誇る映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』(1988)のテレビドラマ版「ヘザース(原題:Heathers)」のジェイソン・ミカッレフ。プロデュースには『ソーシャル・ネットワーク』(2010)『マネー・ボール』(2011)のマイケル・デ・ルカ、トレヴァー・エンゲルソン、ジョッシュ・マグワイアが就任している。

Solstice Studiosは、2,000万ドルから8,000万ドルという中規模の予算で、年間3〜5本の映画を制作していく予定。同社作品の第1弾としては、ラッセル・クロウ主演『Unhinged(原題)』の米国公開が2020年に控えているほか、2020年4月にはベン・アフレック主演、ロバート・ロドリゲス監督のアクションスリラーHypnotic(原題)の製作も開始されるとのこと。

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Source: Variety

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。