『蜘蛛の巣を払う女』新生リスベット役女優に監督が太鼓判 ─ 「観たら驚くよ、それほどの名演技だ」

デヴィッド・フィンチャーが製作総指揮を務める、映画『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズの最新作『蜘蛛の巣を払う女』が2019年1月11日(金)に日本公開される。
全世界累計9,900万部以上のベストセラー・ミステリー「ミレニアム」を映画化した本作で監督を務めたのは『ドント・ブリーズ』(2016)の新鋭フェデ・アルバレス。主人公リスベット役には、デイミアン・チャゼル監督『ファースト・マン』の公開も控える注目女優クレア・フォイが新たに起用された。このたび、アルバレス監督が“新生リスベット”クレア・フォイを語る特別映像が到着している。
「ザ・クラウン」や『ブレス しあわせの呼吸』(2017)、そして『ファースト・マン』。これまでフォイが演じてきたどのキャラクターとも、『蜘蛛の巣を払う女』の主人公リスベットはかけ離れていた。21 世紀のフィクションにおいて、最も個性的で複雑な正義の戦士、リスベットを演じる役は大きな挑戦となる。
このキャラクターにクレア・フォイを起用したことについて、アルバレス監督は「直感的なキャスティングだった。クレアが演じることほどその意外性に驚く女優はいない」と語る。「実際のクレアはリスベットと全く違う。似ても似つかないから、彼女のファンも“まさかこの役を彼女が?”と思うだろう。観たら驚くよ、それほどの名演技だ」。
背中にドラゴン・タトゥーを、鼻にピアスを入れた過激な外見のリスベット役を誰が演じるのか。「ミレニアム」シリーズを映画化する上で立ちはだかるハードルを乗り越えるため、英国女王から良妻賢母まで幅広い役をこなすクレア・フォイに白羽の矢が立てられたのである。
『蜘蛛の巣を払う女』
冷え切った空気が人の心まで凍てつかせるストックホルムの厳しい冬。背中にドラゴンのタトゥーを背負う天才ハッカー、リスベット・サランデルに仕事が依頼される。「君しか頼めない――私が犯した“罪”を取り戻して欲しい」。
人工知能=AI研究の世界的権威であるフランス・バルデル博士が開発した核攻撃プログラムを、アメリカ国家安全保障局から取り戻すこと。天才的なハッキング能力を持つリスベットには簡単な仕事のはずだった。しかし、それは16年前に別れた双子の姉妹カミラが幾重にも張り巡らせた、狂気と猟奇に満ちた“復讐”という罠の一部に過ぎなかったのだ。
『蜘蛛の巣を払う女』で前作のルーニー・マーラに代わって主人公リスベットを演じるのは、Netflixオリジナルシリーズ「ザ・クラウン」(2016-)や、映画『ブレス しあわせの呼吸』(2017)のクレア・フォイ。リスベットの過去を握るカミラ役は、『ブレードランナー 2049』(2017)の熱演が記憶に新しいシルヴィア・フークス。監督には『ドント・ブリーズ』(2016)の新鋭フェデ・アルバレスが抜擢された。新たなる製作陣とキャストによって、“今世紀最高のミステリー”の新章が再び幕を開ける。
映画『蜘蛛の巣を払う女』は2019年1月11日(金) 全国ロードショー。
『蜘蛛の巣を払う女』公式サイト:http://www.girl-in-spidersweb.jp/