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チャニング・テイタム、X-MEN映画『ガンビット』で監督デビューなるか ─ 就任の噂が米国で報じられる

チャニング・テイタム
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35732523270/

映画『X-MEN』シリーズのスピンオフ企画『ガンビット(邦題未定、原題:Gambit)』で、俳優チャニング・テイタムが主演・監督を兼任する可能性が浮上してきたという。米Deadlineが報じた。

今回の報道によると、このたびチャニングは自身のエージェントを担当してきたUTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)やManagement 360を離脱したとのこと。現在もチャニングは『ガンビット』の実現に取り組んでおり、「監督を務めるかもしれない、とささやかれている」という。大手メディアの報道ではあるが、あくまで現時点では話半分に受け止めておくべき情報だろう。

『ガンビット』の主人公レミー・ルボー/ガンビットは、手に持つ物体に破壊エネルギー(キネティック・エネルギー)を込める能力を持ち、トランプや棒術などを駆使して戦うキャラクター。チャニングは自身の主演・製作による映画化企画を2015年から進めてきたが、これまでルパート・ワイアット、ダグ・リーマン、そしてゴア・ヴァービンスキーが監督に就任しながら企画を降板。撮影・公開スケジュールが白紙に戻っていた。

その後、2018年春には20世紀フォックスが新監督の候補と面会に入っていたことも報じられ、『X-MEN』シリーズのプロデューサーであるサイモン・キンバーグ氏は「最高の脚本があるので、来年(2019年)の早いうちに撮影を始めたい」と述べている。しかしディズニーと20世紀フォックスの事業統合が持ち上がったことで、『ガンビット』をはじめとする20世紀フォックス製作のマーベル映画は今後が不透明となっているのが実情だ。一部には『ガンビット』はお蔵入りになったとの噂もあったが、チャニングは企画の成立に向けて現在も努力を続けているのだろう。

なおチャニングは『ガンビット』のほか、自身の出演した『21ジャンプストリート』『マジック・マイク』シリーズや『ローガン・ラッキー』(2017)などでプロデューサーを担当している。現時点で監督経験はないものの、もし本当に実現するならどんな作品になることか…?

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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