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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』クリス・プラットの降板求める声、ジェームズ・ガン監督が反論

クリス・プラット ジェームズ・ガン
Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/29850075278/ https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28557194032/ Remixed by THE RIVER

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでスター・ロード/ピーター・クイル役を演じるクリス・プラットは、SNSでしばしば炎上し、ときには激しいバッシングを受けている。このたび、スター・ロード役からの降板を求めるユーザーの声に、ジェームズ・ガン監督が反論をもって応じた。

このたび大きな話題を生んだのは、「マーベル、私の話を聞いて。彼を交代させて」と記し、スター・ロード役をクリス・プラットから『死霊館』シリーズなどのパトリック・ウィルソンに代えるよう求めたTwitterの投稿だ。リツイート1.7万回、「いいね」20.9万回と反応も大きかった。

これに対し、ガン監督は「どうして? 彼に関するでっち上げや、まったく事実と異なる思い込みのせいで? あなたが彼にまつわる嘘を聞いたから?」とコメント。さらに「クリス・プラットがスター・ロード役を降ろされることは決してないでしょう。もしそうなったなら、僕ら全員が彼とともに去ります」と断言した。

クリスの炎上理由はその時々で異なっており、動物に対する倫理観が問題視されることもあれば、妻のキャサリン・シュワルツェネッガーとの間に子どもが生まれた際に「健康的で素敵な娘を授かった」と記したことが、前妻アンナ・ファリスとの間に障がい児がいることを踏まえた差別や侮辱ではないかと指摘されることもあった。

また2019年には、俳優のエリオット・ペイジが、クリスの通うゾーイ教会を「反LGBTQで悪名高い」と指摘。「もしあなたが特定の集団を憎む団体に所属している有名俳優なら、その事実に言及しないのを不思議がる人がいるのは普通のこと」と批判した。このとき、クリスはエリオットの名前を出すことなく「事実無根」と真っ向から否定している。

ガンは別のユーザーに対して、この“教会問題”についても「僕は彼が現在通っている教会を知っています。あなたはどうですか? 答えは“あなたは知らない”」と返答した。クリスが現在の信仰を公表していないこと、SNSの噂が事実でないことを示唆し、「あなたは彼がどの教会に通っているのかを、誰かの話を聞いた人の話をさらに聞いた人の話から知って、こう思ったのでしょう。“ひどい話をネットで聞いたから信じよう!”って」。

クリス演じるスター・ロードは、2022年7月8日公開『ソー:ラブ&サンダー』ののち、ディズニープラス作品「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)」を経て、シリーズ完結編といわれる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』に登場する。

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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