アンドリュー・ガーフィールド、もはや動詞になる ─ トム・ヒドルストン「アンドリュー・ガーフィールドしてませんよ」

アンドリュー・ガーフィールド [動詞]:主に役者が、公開前の映画作品への出演の事実を隠すこと。知らないふりをすること。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 』(2021)への出演の事実を幾度となく尋ねられながらも、その度に「知らぬ存ぜぬ」を貫き通した俳優アンドリュー・ガーフィールドの名が、いよいよ動詞としての用法を帯びてきた。
「僕はアンドリュー・ガーフィールドしてないですよ!(I’m not even doing an Andrew Garfield!)」、こう言ったのはマーベル作品のロキ役で知られるトム・ヒドルストン。自身が出演してきた『マイティ・ソー』シリーズの最新作『ソー:ラブ&サンダー』や、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』に出演しているのではないかと尋ねられて飛び出したフレーズだ。ヒドルストンはアンドリューの名を出して、自分は嘘をついているわけではないのだと示しながら、「分かりません」「知らないんです」と説明。少なくともこの2作の映画に関しては蚊帳の外だということらしい。
ヒドルストンが演じたロキは『アベンジャーズ/インフィティ・ウォー』(2018)で死亡したが、その続編『エンドゲーム』(2019)では時間軸の分岐が発生。枝分かれしたタイムラインを逃走したロキの物語は、単独ドラマシリーズ「ロキ」(2021)で描かれた。このドラマは好評で、シーズン2の製作も決定している。
マルチバースを扱う現在のマーベル・シネマティック・ユニバースなら、ロキの映画復帰も可能なわけだが、ヒドルストン本人が「アンドリュー・ガーフィールドしてない」と言い張っているので、ひとまずはその言い分を信じよう。
ちなみに勝手に動詞扱いされているアンドリュー・ガーフィールドの方も、「もう誰も僕の言うことを二度と信じないよね……」と狼少年状態になって困っているらしい。
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Source:GamesRadar