新DCユニバース、ジャスティス・リーグ構想は「頭の中にある」とジェームズ・ガン ─ スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン共演はいつ?

新DCユニバースにおける「ジャスティス・リーグ」の構想は、すでにDCスタジオを統括するジェームズ・ガンの頭のなかにあるようだ。
映画『スーパーマン』のレッドカーペット・イベントにて、スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンがスクリーンで共演する可能性を問われたガンは、「もちろん! ただ、次の映画で実現することはありません」と話した。
以前からジャスティス・リーグの計画を認めていたガンは、「今のところこの世界にジャスティス・リーグはいない」としながら、今後の数作品では単独の映画を超えた大きなストーリーを紡いでいく方針を明かしていた。すでに、なんらかの構想はガンのなかにあるようだ。しかし「今後の数年間で実現するような話し合いはありますか?」と問われると、ガンはこれを絶妙な言葉遊びでかわしている。
「覚えておいてほしいのですが、僕の脳内ではありとあらゆることが話し合われています。頭のなかではいろんなおしゃべりがあって、いろんなことが起きている。ただ、それは頭の中でのおしゃべり。正式な“話し合い”ではありません。」
もっとも、バットマンとスーパーマンの新映画化に注力する意志があることは事実だ。新DCユニバースの正史として位置づけられるであろう『バットマン:ブレイブ&ボールド(原題)』のほか、『ワンダーウーマン』の新作映画もすでに進行中。「ワンダーウーマンとバットマンの脚本を完成させることが優先事項」と先日も明言したばかりである。
すべては企画開発中であり、キャストやスタッフを具体的に招集する段階ではない。まずは単独映画からそれぞれの物語が始まるとなれば、ジャスティス・リーグとしてのチームアップは当面先となるだろう。ガンが「頭の中で」と述べたことは、決して大げさなものではなさそうだ。
新DCユニバースの皮切りとなる映画『スーパーマン』は2025年7月11日(金)日米同時公開。まずは一人目の登場を見届けることから始めよう。
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Source: Deadline