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新DCユニバース、ジャスティス・リーグ構想は「頭の中にある」とジェームズ・ガン ─ スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン共演はいつ?

Photo by Erik Drost https://www.flickr.com/photos/edrost88/53817354521/ Remixed by THE RIVER

新DCユニバースにおける「ジャスティス・リーグ」の構想は、すでにDCスタジオを統括するジェームズ・ガンの頭のなかにあるようだ。

映画『スーパーマン』のレッドカーペット・イベントにて、スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンがスクリーンで共演する可能性を問われたガンは、「もちろん! ただ、次の映画で実現することはありません」と話した。

以前からジャスティス・リーグの計画を認めていたガンは、「今のところこの世界にジャスティス・リーグはいない」としながら、今後の数作品では単独の映画を超えた大きなストーリーを紡いでいく方針を明かしていた。すでに、なんらかの構想はガンのなかにあるようだ。しかし「今後の数年間で実現するような話し合いはありますか?」と問われると、ガンはこれを絶妙な言葉遊びでかわしている。

「覚えておいてほしいのですが、僕の脳内ではありとあらゆることが話し合われています。頭のなかではいろんなおしゃべりがあって、いろんなことが起きている。ただ、それは頭の中でのおしゃべり。正式な“話し合い”ではありません。」

もっとも、バットマンとスーパーマンの新映画化に注力する意志があることは事実だ。新DCユニバースの正史として位置づけられるであろう『バットマン:ブレイブ&ボールド(原題)』のほか、『ワンダーウーマン』の新作映画もすでに進行中。「ワンダーウーマンとバットマンの脚本を完成させることが優先事項」と先日も明言したばかりである。

すべては企画開発中であり、キャストやスタッフを具体的に招集する段階ではない。まずは単独映画からそれぞれの物語が始まるとなれば、ジャスティス・リーグとしてのチームアップは当面先となるだろう。ガンが「頭の中で」と述べたことは、決して大げさなものではなさそうだ。

新DCユニバースの皮切りとなる映画『スーパーマン』は2025年7月11日(金)日米同時公開。まずは一人目の登場を見届けることから始めよう。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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