『スーパーマン:レガシー』後に「DCUプロジェクト2本が製作開始」 ─ 2024年の計画をジェームズ・ガンが予告

DCスタジオの共同会長・CEOに就任したジェームズ・ガンとピーター・サフランが、新DCユニバース(DCU)の第1章を飾る『Gods and Monsters』を発表してから早くも1年が経った。その一周年を記念し、ガンが2024年におけるDCUプロジェクトの計画を明かした。
この投稿をInstagramで見る
ガンは、空飛ぶスーパーマンのアートで自身のInstagramを更新し、「1年前の今日、ピーター・サフランと僕はDCの計画を初めて紹介しました。この一年、DCを支えてくれた皆さんに感謝します。今、『スーパーマン:レガシー』の撮影開始が迫り、今年後半にリリースされる『クリーチャー・コマンドー(原題)』のエピソードが完成しつつあります」と投稿。続けて、「少なくとも、あと2本のプロジェクトを数ヶ月で製作開始できるよう準備を進めています。素晴らしい脚本が仕上がりつつあり、計画済み&計画外のプロジェクトで抜きん出た才能が起用されています」と付け加えた。
ガンは、あと数ヶ月で製作に入るプロジェクト2本のタイトルには言及していないが、そのうちの1本は、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」(2022-)のミリー・アルコックがスーパーガール役に決定した映画『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)』ではないかと思われる。また、「計画外のプロジェクト」についても触れていることから、もしかしたら、『Gods and Monsters』のラインナップにはない新企画が発表される可能性もあるかもしれない。
ガンは同じ内容の投稿をThreadにもアップすると、「全米脚本家組合と全米映画俳優組合のストライキで、DCスタジオの製作計画が大幅に狂ったのではないでしょうか」とのファンの質問に、次のように回答。「いくつかの物事が移動している。あるプロジェクトは前倒しになり、あるプロジェクトは遅れ、他の新しいプロジェクトは開発中だ。初めから言っているけど、素晴らしい脚本があれば、それを基に製作に取りかかるつもりだし、それだけ。幸運なことに、最高の脚本に驚かされたこともあるしね」とコメントした。
なお、新DCU第一章を開幕する『スーパーマン:レガシー(原題)』は2024年3月に撮影開始で、2025年7月11日に米国公開予定。新DCUの始動から1年が経ち、Wストライキに見舞われながらも、ガンとサフランの計画は着々と進んでいるようだ。
▼ DCの記事
新DCユニバース、未発表の隠し球が多数存在 ─ 「発表したら盗まれそう」な謎企画、ジェームズ・ガン脚本の新作など 「ほとんどの企画は知られていない」 ディズニーがマーベルに「大きなダメージを与えた」とジェームズ・ガン ─ 「映画業界衰退の最大の理由は、脚本なき映画製作だ」 最も身近で見ていた一人 DC映画『クレイフェイス』主演俳優が決定 ─ B級映画俳優が「歩く粘土の塊」と化すヒーロー・ホラー マット・リーヴスがプロデューサー 新DC、バットマンとワンダーウーマンは「優先事項」 ─ 『ザ・バットマン』とは別の存在、「愉快で楽しいバットマンに興味がない」 『ザ・フラッシュ』監督が就任 過激派スナイダーファンの『スーパーマン』荒らし予告にジェームズ・ガン毅然と対応 ─ 「ネットの言説、全部読んでる」 呆れ気味
Source:Instagram@James Gunn , Thread@James Gun