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『アベンジャーズ/エンドゲーム』示すドメイン、『デッドプール』サイトに転送される ─ 真相はファンの仕業、人質にプレミア招待要求

Photo by 紅色死神https://www.flickr.com/photos/deathhell/

ファン待望、初の予告編映像が公開となった『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』を示すドメインAvengersEndgame.comおよびAvengersEndgameMovie.comの所有者を名乗る人物が、本作のプレミアイベントへの招待を要求するという人質事件が発生している。

インターネット上の住所にあたるドメインは先着性。ブランドを想起させるドメインは重要なマーケティング材料であり、企業は第三者による悪用を防ぐため、ブランドに関連する文字列からなるドメインは全て取得しておくケースも多い。

椅子の男、無謀な要求

ところが、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』を示すAvengersEndgame.comおよびAvengersEndgameMovie.comにアクセスすると、なぜか米20世紀フォックスの『デッドプール』シリーズより2018年12月に米公開となる『ワンス・アポン・ア・デッドプール(邦題未定、原題:Once Upon A Deadpool)』のWebサイトにリダイレクト(転送)されてしまうのだ。

これは、他の映画をジャックするなどユニークで大胆な宣伝活動で知られる米20世紀フォックス『デッドプール』または主演ライアン・レイノルズの悪戯か…と思いきや、実は”Guy Inchair”を名乗るファンの仕業だった模様。アクション映画における「椅子に座りながら、通信越しにヒーローにあれこれ指示を出す”椅子の男(The guy in the chair)”」を名乗るこの人物、Twitter上のプロフィールとヘッダー画像は、映画『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)劇中で「椅子の男」への憧れを明かしていたネッドである。

本人の主張が正しければ、このGuy Inchairなる人物は本作のタイトルが『エンドゲーム』になることを予想し、先回りしてAvengersEndgame.comおよびAvengersEndgameMovie.comのドメインを取得していたのだ。このドメインを”人質”に、各方面に様々な交換条件を突きつけている。

たとえばマーベル/ディズニーに対しては、「『アベンジャーズ/エンドゲーム』のロサンゼルス・プレミアのチケットと交換しよう」と要求。(既に「上手くいったら、私も連れてってー!」と群がるファンも発生している始末だ。)米メディアio9に対しては「何か良いものと交換しよう。何か良いもの持ってる人知らない?」と雑に投げかけた。

勝手にリダイレクト先に指定されてしまった『デッドプール』主演ライアン・レイノルズには「週末にかけて『デッドプール』のWebサイトにリダイレクトしてやる、何か良いものと交換したい。DMすれば分かるよ」「週末に向けて映画のブーストになるでしょ?」と一方的に話を進めると、「リダイレクト完了!どう?ホー・ホー・ホー!マスクでも銃でも剣でも何でも贈ってくれていいんだよ。

はた迷惑な「椅子の男」に、果たしてマーベル/ディズニーはどう対応するのか。無視しておけばいい?そういうわけにもいかなそうだ。Guy Inchairは、2019年3月までに反応がなければ両ドメインをアダルトグッズの通販サイトにリダイレクトさせてやると仄めかしている…。あっ、サノスさん、こいつです。

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)全国ロードショー。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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