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『ゴジラxコング』米国公開日が前倒しに ─ ポン・ジュノ&ロバート・パティンソン新作が延期のため

『ゴジラxコング 新たなる帝国』ポスタービジュアル(軽)
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モンスター・ヴァース最新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』の米国公開日が前倒しとなった。当初は2024年4月12日の公開予定だったが、3月29日に繰り上げとなっている。米Deadlineなどが報じた。

今回の変更は、3月29日に米国公開予定だったポン・ジュノ監督の最新作『Mickey 17(原題)』が公開延期となったため。同じくワーナー・ブラザース配給の『ゴジラxコング』が空白を埋めるべく移動した形だ。『Mickey 17』の延期は、2023年に行われたストライキの影響で製作に遅延が発生したため。現時点で新公開日は未定だが、「比較的すぐに」発表されると伝えられている。

なお、ワーナーが2作の公開日変更をアナウンスする直前には、ソニー・ピクチャーズも『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』の米国公開日を前倒しした。同作は3月29日から3月22日へと1週繰り上げられており、客層が重なると思しき『ゴジラxコング』との激突は避けられた形だ。

『ゴジラxコング』は、おなじみ怪獣王・ゴジラとコングが新たな脅威を前にいよいよ共闘する、『ゴジラvsコング』(2021)の続編映画。監督には前作のアダム・ウィンガードが続投し、出演者にはモナークの人類言語学者アイリーン・アンドリューズ役のレベッカ・ホール、バーニー・ヘイズ役のブライアン・タイリー・ヘンリー、少女ジア役のカイリー・ホットルが再登板する。日本公開日は4月26日(金)。

『Mickey 17』でポン・ジュノ監督がタッグを組むのは、『TENET テネット』(2020)『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のロバート・パティンソン。監督にとっては『パラサイト 半地下の家族』(2019)以来の新作、『スノーピアサー』(2013)ぶりのハリウッド作品だ。

同名原作を映画化したSF映画で、パティンソンが演じるのは氷の世界・ニヴルヘイムの占領を命じられた調査団の“使い捨て兵士”ミッキー7。危険な任務で命を落としても、彼は記憶を引き継いで別の身体で再生する……。共演は『アベンジャーズ』シリーズのマーク・ラファロ、『NOPE/ノープ』(2022)のスティーヴン・ユァン、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)のナオミ・アッキー、『ヘレディタリー/継承』(2018)のトニ・コレットなど。

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Source: Deadline(1, 2), The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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