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『ゴジラxコング 新たなる帝国』世界中で大ヒットスタート ─ 『デューン2』上回る初動成績、前作超え確実か

『ゴジラxコング 新たなる帝国』
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ゴジラとコングがクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズ最新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』が2024年3月29日より64の国と地域で公開を迎えた。前作では正面衝突した二大モンスターがまさかのタッグを組むことになる本作は、世界中で大ヒットのスタートを切っている。

Varietyによれば、初週末3日間における世界累計興行収入は1億9,400万ドルを記録。3,861の映画館で封切りを迎えた北米では、8,000万ドルを稼ぎ出した。ほか、中国(4,400万ドル)、メキシコ(1,280万ドル)、インド(550万ドル)、イギリス(530万ドル)の順でヒットを記録している。世界興収では、現時点で2024年のNo. 1ヒット作『デューン 砂の惑星PART2』(1億7,850万ドル)をも上回る好記録を叩き出した。

北米での事前予測は5,000〜5,500万ドルとされていたが、プレミアムラージフォーマットでのチケット販売が増えたことや熱狂的なファンの支持が貢献したことでこれを大きく上回る結果に。モンスター・ヴァースでは、『GODZILLA ゴジラ』(2014)の9,300万ドルに続き史上2番目の好成績となる。

本記事掲載時点で米Rotten Tomatoesでは55%の批評家スコアに対し、観客スコアは92%。プロデューサーを務めるメアリー・ペアレントは、「私たちは、観客を大いに楽しませられるものをお届けしたかったのです」とコメントしている。「水晶玉で未来を予測することは不可能です。願い、夢を見るほかないのです。世界的に生まれたこの結果に、私たちはとても満足し、ワクワクしています」。

ちなみに、本作に投じられた製作費は、モンスター・ヴァース史上最少額となる1億3,500万ドル。このまま好調を続ければ、前作『ゴジラvsコング』(2021)の世界興収4億7,000万ドルを上回る見込みで、シリーズに明るい未来が訪れるかもしれない。

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『ゴジラxコング 新たなる帝国』でメガホンを取るのは、前作から続投でアダム・ウィンガード。出演者には、アイリーン・アンドリューズ役のレベッカ・ホール、バーニー・ヘイズ役のブライアン・タイリー・ヘンリー、ジア役のカイリー・ホットルが復帰し、新たに『美女と野獣』(2017)のダン・スティーブンス、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のアレックス・ファーンズらが参戦する。

映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』は2024年4月26日(金)公開。

Source:Variety(1,2),Rotten Tomatoes,Box Office Mojo

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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