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マーク・ハミル、かつて「ルーク・スカイウォーカーの母はボバ・フェット」説をジョージ・ルーカスに提案、却下されていた

スター・ウォーズ/フォースの覚醒
写真:ゼータ イメージ

『スター・ウォーズ』に限らず、物語の登場人物の血筋をめぐる「説」をあれこれ考察するのは、どんな時だってファンの好奇心を駆り立てるものだ。その走りとも言えるのが、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)で悪役ダース・ベイダーが主人公ルーク・スカイウォーカーの父親だったことを明かす展開だろう。この瞬間、『スター・ウォーズ』は銀河を舞台にした勧善懲悪の冒険活劇にとどまらず、世代を超えた因縁が謎めくスペース・オペラとしての側面を強めたのだ。

このミステリーは、エピソード1から3の三部作から成るプリクエルで更に掘り下げられ、『フォースの覚醒』(2015)から始まった新三部作にもストーリー・テリングの主軸として受け継がれた。インターネットやSNSが普及した今でこそ、世界中のファンがアイデアをめぐらせた様々な「説」に触れることができるが、ネットのなかったオリジナル三部作当時だって空想は自由だったはずだ。

boba-fett

Twitter上では、とあるファンが「エピソード5と6の間、ボバ・フェットがルークの母親だという説があったらしい」と投稿。今でこそボバ・フェットは男性キャラクターとされているが、これもキャラクター設定が現在ほど組み上がっていない当時ならではのユニークな発想だ。投稿者は、「更に凄いことに、この説はマーク・ハミルによるものなんだって!そんな訳ないですよね?」と、マーク・ハミルにメンションを飛ばす。すると、マーク本人からリプライがあり、なんとこの突飛な説は裏が取れてしまったのだ。

かつてジョージに、父がベイダーだった衝撃を超えられるのはコレしかない、と提案したことがありました。彼女(編注:ルークの母、ボバ・フェット)は反乱軍の秘密のダブル・エージェントだったって。ネタバレ注意:ジョージはこのアイデアを嫌ってね。」

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
©Twentieth Century Fox Film 写真:ゼータイメージ

ご存知のように、ジョージ・ルーカスはその後、ルーク・スカイウォーカー出生の背景としてアナキン・スカイウォーカーとパドメ・アミダラの悲哀に満ちた物語を創り出し、プリクエル三部作で壮大に描きあげた。マークによる「ボバがルークの母」説は、「私がお前の父親だ(I am your father.)」の衝撃を正面突破で凌駕しようとするものだったわけだが、さすがにこれでは興冷めだ。

なおボバ・フェットはその後、『エピソード2/クローンの攻撃』(2002)で賞金稼ぎジャンゴ・フェットをオリジナルとするクローンであることが描かれ、彼らは後のストーム・トルーパーの起源となるクローン・トルーパーの”母”となっている。

ちなみにマーク・ハミルはその後、「もしかしたら使えるかもしれないと思い、酷いアイデアをたくさん共有したものでした」と続けている。「当時、レイアが自分の妹ということも知りませんでしたね。

Source:@HamillHimself

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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