スター・ウォーズ『ハン・ソロ』にシリーズ非正史のキャラクターが登場!「タグ&ビンク」って誰?

映画『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品『ハン・ソロ(仮題)』に、シリーズの正史ではないとされる作品(通称「レジェンズ」)のキャラクターが登場することがわかった。2017年10月14日、ロン・ハワード監督が自身のTwitterにて伝えている。

事件現場にタグ&ビンクあり?

「#tagandbink ?」として紹介された二人のキャラクター、タグビンクをご存知の方は、きっと『スター・ウォーズ』ファンの中にもそれほど多くないのではなかろうか。2001年に刊行されたコミック『Tag & Bink Are Dead(タグとビンクは死んだ)』の主人公として登場した人物なのだが、のちにルーカスフィルムがディズニーに買収されたのち、同作は正史として扱われないこととなっていた。

『タグとビンクは死んだ』というタイトルは、イギリスの劇作家トム・ストッパードによる戯曲『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』のパロディとなっている。この戯曲はウィリアム・シェイクスピアによる名作『ハムレット』に登場する端役、ローゼンクランツとギルデンスターンを主人公にしたものだが、タグとビンクは『スター・ウォーズ』本編には一切登場していない。

それでも『タグとビンクは死んだ』において、二人は『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望』(1977)に登場する「タンティヴIV」の乗組員だったという設定が与えられている。帝国軍の襲撃を受けたことを悟ったタグとビンクは、生き延びるためにストーム・トルーパーのふりをして脱出したのだ。彼らはその後、ヤヴィンの戦いに参加してみたり、ボバ・フェットのふりをしてみたり、パルパティーンに仕えるインペリアル・ガードに紛れ込んだりと、『スター・ウォーズ』正史のあらゆる出来事に立ち会っていくのである。

このたび『ハン・ソロ』において、タグとビンクは17年ぶりの登場を果たすことになる。しかも「レジェンズ」作品から、めでたく正史への仲間入りを果たす形で……。
Inverseによると、コミックの原作を執筆したケヴィン・ルビオ氏は、ロン・ハワード監督のツイートを見るまでタグとビンクのことを「すっかり忘れていた」という。

 

「#マジかよ ロン・ハワードが僕のコミックを正史にしてくれた。ありがとう、ロン!」

一点注意しておきたいのは、ルビオ氏はこのように投稿しているものの、現時点でコミック『タグとビンクは死んだ』が正史として扱われるかどうかは不明であるということだ。コミックはレジェンズ扱いのまま、『ハン・ソロ』に二人が登場する可能性が高いように思われるが、どうなるのだろうか?

ちなみにタグ&ビンクの登場に一役買ったのは、『ハン・ソロ』の脚本を執筆したジョン・カスダン氏だった。『タグとビンクは死んだ』の大ファンだったという彼は、物語に二人を登場させただけでなく、なんと自ら演じてしまったのである。どちらがどちらの役なのかはわからないが、カスダン氏と一緒に出演したのはファースト・アシスタント・ディレクターであるトビー・ヘファーマン氏だ。

映画『ハン・ソロ(仮題)』は2018年5月25日より米国公開予定。さて、今度の二人はどんな事件に立ち会うことになるのか……。決してお見逃しのないように!

Sources: https://www.cinemablend.com/news/1714090/two-surprising-star-wars-expanded-universe-characters-will-be-part-of-the-han-solo-movie
https://www.inverse.com/article/37428-han-solo-tag-and-bink-writer-kevin-rubio-comics-ron-howard
Eyecatch Image: https://twitter.com/RealRonHoward/status/919270625696538625

About the author

稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。

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