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『ヴェノム』トム・ハーディ、撮影直前までジョークを言うがアクションがかかると「これ以上ないほど激しい男」に豹変する

トム・ハーディ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/42774766265/

ハリウッド随一のワイルド俳優として知られるトム・ハーディ。その強靭な肉体も相まって強面なイメージを持たれているが、撮影現場では共演者に癒しを与えるほど陽気な性格なのだという。

これを証言するのは、新作『The Bikeriders(原題)』でハーディと共演したオースティン・バトラー。米Interview Magazineで撮影現場での息抜きの話題になると、「トム・ハーディには驚かされました」と語っている。

「彼はグリズリー(ベア)のように常に真剣な方だと思っていたんです。でも実際はこれまで会った中で一番面白い人の1人でした。」

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バトラーによると、ハーディはオンオフの切り替えが凄いらしく、「“アクション”と声がかかる直前までジョークを言っていて、いざ演じ始めるとこれ以上ないほど激しい男に豹変する」という。こうした姿は、バトラーに『ゴッドファーザー』(1972)『地獄の黙示録』(1979)などで知られる名優マーロン・ブランドを思い出せたのだとか。「彼も演技の直前までカメラ技師の方に話し続けていたんですって」。

『The Bikeriders』は1965年の米シカゴを舞台に、ハーディ演じるバイカーの男が結成したモーターサイクルクラブ「Vandals(ヴァンダルス)」が、邪悪なギャングへと変貌していく様を描いたバイカーズ映画。ハードボイルドな作風で、予告編を見る限り劇中では激しい暴力描写も映し出される。

ハードな撮影現場を和ませるなど、フレンドリーな性格もうかがえるハーディ。しかし、20年以上前に出演した初期作『ネメシス/S.T.X』(2002)では、パトリック・スチュワートから「共演者の誰とも交わろうとしませんでした」と内向的な振る舞いを指摘されていた。『The Bikeriders』で見せた社交的な姿は、キャリアを積んでいく中で身につけていったのかもしれない。

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Source:Interview Magazine

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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