アダム・サンドラー、NBA選手レブロン・ジェームズ製作のNetflix映画に主演 ─ 注目の新鋭監督ジェレミア・ザガー最新作

『50回目のファースト・キス』(2004)『アンカット・ダイヤモンド』(2020)などで知られる俳優アダム・サンドラーが、NBA選手レブロン・ジェームズ製作によるNetflixオリジナル映画『ハッスル(原題:Hustle)』で、主演を務めることがわかった。米The Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。
『ハッスル』の主人公は、不当解雇されたアメリカン・バスケットボール選手のスカウト(アダム・サンドラー)。失われたキャリアの再起を図るため、外国で発見した才能あふれる選手と共に、彼はアメリカン・バスケットボール界の頂点を決めるNBAでの成功を目論む……。
監督を務めるのは、2018年のサンダンス映画祭でプレミア上映されて話題を呼んだ『We the Animals(原題)』(2018)のジェレミア・ザガー。同作は米Rotten Tomatoesにて批評家スコア93%の高評価を獲得した他、インディペンデントスピリット賞にもノミネートされた作品だ。脚本は、『ザ・ロンゲスト・ウイーク/The Longest Week』(2014)の製作総指揮を務めたテイラー・マターン、『アリー/ スター誕生』(2018)のウィル・フェッターズが共同執筆している。
アダム・サンドラーは、これまでに『ウィーク・オブ・ウェディング』(2018)『マーダー・ミステリー』等のNetflixオリジナル映画で主演・脚本・製作を務めている。2020年2月上旬には、サンドラー率いる製作会社ハッピー・マディソン・プロダクションズとNetflixが、新たな映画4本の製作に向けて、契約を締結したことが発表された。
ちなみに、サンドラー主演、Netflixが海外配給権を取得した『アンカット・ダイヤモンド』では、実在の元NBA選手ケビン・ガーネットが本人役として出演している。アメリカのプロバスケットボール界を舞台に、レブロンのもと製作される『ハッスル』でも実在のNBA選手が登場することに期待したいところだ。
Source: The Hollywood Reporter, Variety