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『ダークナイト』3部作、香港・台湾で一挙再上映へ

ダークナイト
© Warner Bros. Entertainment, Inc.

米ワーナー・ブラザース製作、クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』3部作が、香港と台湾で再上映されることがわかった。米The Hollywood Reporterなど、複数のメディアが報じている。

新型コロナウイルスの影響が続く中、香港政府は、2020年5月第2週の週末より映画館の営業再開を発表。一方、政府による休業命令が出されていない台湾では、一部を除き映画館の営業が継続されていた

報道によると、台湾では5月29日より3作同時に再上映が開始されることになるという。一方、香港では、6月4日の第1作『バットマン ビギンズ』(2005)を皮切りに、6月11日に『ダークナイト』(2008)、6月18日に『ダークナイト ライジング』(2012)の再上映が開始される予定。これに先がけて香港では、5月上旬にキアヌ・リーブス主演のSFアクション映画『マトリックス』(1999)4Kリマスター版の再上映が行われていた。

今回のほか、3月19日にワーナー・ブラザースは、中国で『ハリー・ポッター』シリーズの第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)の4Kレストア版を3D上映することを発表。しかし、新型コロナウイルスの再流行が危惧された中国では、国内全土の映画館が再び封鎖されている

なおワーナー・ブラザースは、2020年7月17日にノーラン監督最新作『TENET テネット』の米国公開を控えている。同作は香港や台湾などアジア圏の国々でも米国と同時期の封切りが予定されており、仮に予定通り公開となれば、映画業界復活の後押しとなることが期待される。しかし、新型コロナウイルスの完全終息とはかなりかけ離れた現在の状況下で、同作が予定通り公開されるかどうかは不明。そうした中での今回の発表は、少なくとも、映画業界復活を望むファンにとって明るい話題となったに違いない。

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Source: THR, Deadline (1,2), Taiwan News, IMDb

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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