トム・ハーディ主演Netflix映画『Havoc』初画像公開 ─ 香港映画風アクション、『ザ・レイド』監督最新作

『ヴェノム』シリーズ3部作でおなじみのトム・ハーディ主演、Netflix新作アクション・スリラー映画『Havoc(原題)』のファーストルックが米初公開となった。
『Havoc』は、麻薬取引が失敗に終わった政治家の疎遠な息子を救出するために、裏社会で戦い抜くことを強いられる傷ついた刑事の物語。その過程で彼は、街全体を巻きこんだ汚職と深い陰謀の闇を暴いていく。
米Netflixが公開したファーストルックでは、刑事役で主演するハーディがライフルを撃つ姿や拳銃を構えるシーン、制服姿の女性警官とのツーショット画像がフィーチャーされている。
脇を固めるキャストは、「マンダロリアン」のティモシー・オリファント、「キャシアン・アンドー」のフォレスト・ウィテカー、『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)のジェシー・メイ・リー、「アンブレラ・アカデミー」のジャスティン・コーンウェル、「グッド・オーメンズ」のクエリン・セプルベダ、「ウェンズデー」のルイス・ガスマン、『Crossed Lines(原題)』(2018)のミシェル・ウォーターソンらが出演。いずれも演じるキャラクター名は明かされていない。
監督を務めるのは、インドネシア発のマーシャルアーツ映画『ザ・レイド』シリーズ、『アポストル 復讐の掟』(2018)などを手がけたギャレス・エヴァンス。米Empireでは、本作が香港映画のようなアクション作品になることを予告している。追加で行われた撮影のおかげで、「より映画を合理化して、この映画がもともと目指していたもの、つまり僕が子ども時代に観ていた香港映画にオマージュを捧げた、激しくてテンポの速いアクション・スリラーに仕上げることが出来ました」と語っている。
プロデューサーにはエヴァンス&ハーディに加え、『アポストル 復讐の掟』でタッグを組んだエド・タルファン、『デュアル』(2022)のアラム・ターツァキアンが名を連ねる。
『ザ・レイド』シリーズなどスタイリッシュで激しい接近戦で定評のあるエヴァンスと、『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)でオスカー候補になったハーディの演技力が圧巻のケミストリーを生み出してくれそうだ。『Havoc(原題)』は、2025年にNetflixで配信開始予定。
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