「ホークアイ」シーズン2は製作されない? エミー賞へは「リミテッドシリーズ」として選考提出へ

ディズニープラス(Disney+)製作によるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ホークアイ」は当初の予定通り、あくまでリミテッドシリーズであり、どうやらシーズン2は製作されないようだ。
米Varietyによると、ディズニーは2022年9月に開催される第74回エミー賞授賞式に向け、トム・ヒドルストン主演の「ロキ」を「ホークアイ」(2021)「ムーンナイト」と共に、ノミネートのためにリミテッドシリーズ部門の選考に提出する予定だったのだという。
もともと「ロキ」はリミテッドシリーズとして発表されたが、後にシーズン2へ更新されたため、リミテッドシリーズ部門ではなくドラマ部門の選考に提出することになる。「ロキ」のように、「ホークアイ」も新シーズンへ更新されるのではないかと期待されていたが、ディズニーが「ホークアイ」をリミテッドシリーズ部門に提出するつもりだということは、シーズン2はないと見てよさそうだ。
というのも、テレビ芸術科学アカデミーの規定によると、作品をリミテッドシリーズ部門の選考に提出する基準は、「戻って来ることのない完結したストーリーを提供し、後続のシーズンで継続的なストーリーラインや主要キャラクターを持たないこと」と定められているからだ。
よって、「ホークアイ」のシーズン2が製作されることはなさそうだが、その後続的なシリーズとしては「エコー(原題:Echo)」の製作が進行している。本作は、「ホークアイ」に登場したエコー/マヤ・ロペスを主人公にしたスピンオフシリーズで、新鋭俳優アラクア・コックスが続投。また、「エコー」で衣装を担当するデザイナーのWebサイト情報では、Netflix製作の『Marvel デアデビル』に主演したデアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックスと、ヴィランのキングピン/ウィルソン・フィスクを演じたヴィンセント・ドノフリオの出演が示唆されている。すでに、ドノフリオは「ホークアイ」に同役でカムバックしてMCUに参戦していることから、スピンオフ版に再登場する可能性は高そうだ。
もしかしたら、シーズン2は製作されなくとも、「ホークアイ」に主演したホークアイ/クリント・バートン役のジェレミー・レナーや、相棒ケイト・ビショップにふんしたヘイリー・スタインフェルドが、「エコー」に姿を見せることもあり得るかもしれない。
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Source:Variety