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ジェレミー・レナーは天才、「ホークアイ」監督が振り返る ─ 「あんな演技ができる人はそういない」

東京コミコン2018 ジェレミー・レナー
© THE RIVER

ジェレミー・レナーはマーベル・ドラマ「ホークアイ」で、戦いに疲れて傷ついたクリント・バートンを演じた。劇中では、若きケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)を次世代ヒーローとして導く重要な使命も帯びていた。

監督を手がけたリース・トーマスは、2021年にディズニープラスで配信された本作でのレナーとの仕事を振り返っている。年長ヒーローを雰囲気たっぷりに演じあげるレナーの姿に、思わず感嘆してしまったようだ。

「ジェレミーがあまり喋ろうとしないことがよくありました。脚本での彼のキャラクターは説明的で、僕たちはたくさん喋らせようとしていました」と、トーマスはカルロヴィ・ヴァリ映画祭で語っている。「でも彼は“この段落は全部、こういうふうに言えばいい”と」。

そこでレナーが披露したのは、低い唸り声で発声だったという。「彼はそれをやってのけた。あんなことができるのはそういません」とトーマスは絶賛。レナーを「天才」とまで表現した。マーベルとの再仕事の可能性について尋ねられると、トーマスは「いい質問」と答えている。

きっとレナーとの再仕事の機会も望んでいるはずだ。実は現在、「ホークアイ」シーズン2へレナーが続投できるか不透明になっている。

シーズン2で、自身の出演料が半分にまで減額されてしまったことに、レナーが憤ったためだ。さらに、12歳の娘との時間を優先したいという家庭的な理由もある。その後、マーベル・スタジオはレナーと交渉を続けているとの噂も伝えられているが、進捗は明らかになっていない。

ドラマシリーズ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は早くにシーズン2更新を決めている。同じニューヨークが舞台となっており、キングピンも登場してただけに、将来的に再びクロスオーバーすることがあるかもしれない?

Source:Variety

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から企画制作・執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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