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「ホークアイ」あのサプライズキャスト、今後のMCU登場予定はナシ ─ 『スパイダーマン』続編に「出たい」

ホークアイ
(C)2021 Marvel

この記事には「ホークアイ」のネタバレが含まれています。

「ホークアイ」
(C) 2021 Marvel

「デアデビル」キングピン、今後の登場は?

「ホークアイ」の終盤には、かねてよりファンが再登場を望んでいたキャラクターがついに姿を現した。Netflixドラマ「Marvel デアデビル」(2015-2018)の主要キャラクターだったキングピン/ウィルソン・フィスクである。もとよりNetflixのドラマシリーズもMCUの正史に組み込まれていたが、映画とドラマは製作スケジュールの都合もあって連携が難しく、しかもNetflixのMCUドラマは2018年に軒並み打ち切られている。その真相は謎のままだが、ほかでもないキングピン役のヴィンセント・ドノフリオは、これがディズニープラスのサービス開始に起因するものだと先日語っていた

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じつに3年越しの再登場とあって、「ホークアイ」にキングピンが登場したことはファンの間で大きな話題を呼んだ。もっとも、第6話のラストでキングピンはマヤ・ロペスに至近距離で撃たれており、その生死はわからない(以前、ドノフリオは「死んでいなければ良いのだけれど」と話していた)。では、現時点で今後の再登場は検討されているのだろうか? マーベル・スタジオとの出演契約はどうなっているのだろう?

Sarah O’Connell Showに登場したドノフリオは、2022年に製作されるマーベル作品への契約を結んでいるかと尋ねられるや「ノー」と否定している。「ホークアイ」で久々の登場を果たしたものの、現時点で再登場の予定は決まっていないということらしい。

「この役柄を『デアデビル』で演じて、今とても明らかなことは、私がこの役柄を演じ続けたいということ。彼ら(マーベル)にもそのことは伝わっています。とにかく演じ続けられるといい。(キングピン役は)まだ楽しくなってきたところだから。このキャラクターでやれることはまだまだあると思うので、(オファーの)電話が来ることを願っていますよ。そうなったら最高だし、私は続けていきたい。」

ドノフリオは「デアデビル」の終了後からシリーズ再開を望み、キングピン役への関心を語り続けてきた人物。「ホークアイ」での再登場を経て、米Comicbook.comでは「自分のキャリアを通じて、何度も演じたいと思える役は3~4つくらい。ウィルソン・フィスクはそのうちのひとつ」と豪語していた。その思い入れは並々ならぬもので、「彼(キングピン)は本当に注目すべき人物だし、MCUでの使いどころもたくさんあると思う」とまで言っていたのだ。

ホークアイ
(C) 2021 Marvel

「ホークアイ」と時期を同じくして、MCU映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でも「デアデビル」とのリンクが登場し、こちらもファンを大いに騒がせた。今、ドノフリオは『スパイダーマン』シリーズの次回作に熱意を燃やしている。

「パニッシャーやデアデビル、スパイダーマンはコミックで私の役柄と繋がりがあるキャラクター。もちろん、ほかのところにも可能性はあります。とにかく望むのは(再登場が)実現することだけ。けれど、特にスパイダーマンがいいですね。とっても面白いものになると思う。(『スパイダーマン』次回作には)誰もが思うように、私も出たいですよ。」

ドラマ「ホークアイ」はDisney+(ディズニープラス)で独占配信中。

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Sources: Sarah O’Connell Show, Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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