DC闇のチーム「ジャスティス・リーグ・ダーク」ドラマ化決定 ─ J・J・エイブラムスのBad Robot製作でHBO Max配信へ

かねてより映像化が待望されていたDCコミックの「ジャスティス・リーグ・ダーク」が、ついにドラマ化を果たすことが決定したようだ。配信は米HBO Maxで、製作はJ・J・エイブラムス率いるBad Robot。米Deadlineなどが伝えた。
「ジャスティス・リーグ・ダーク」は、魔術の脅威に対抗できるオカルト・パワーを有するヒーロー(またはダーク・ヒーロー)で編成される“もうひとつのジャスティス・リーグ”で、コンスタンティンやザターナ、デッドマン、フランケンシュタインなどが活躍する。
かつては『ボーン・アイデンティティー』シリーズのダグ・リーマン監督が映画化を手掛ける企画もあったが、スケジュールの都合から降板、後に頓挫していた。それ以前には、『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)監督ギレルモ・デル・トロが脚本を書き上げていたこともあるが、こちらもお蔵入りとなっていた。
発表されたドラマ版の詳細は不明だが、配信がHBO Maxとあり、米CW局の「ARROW / アロー」や「THE FLASH / フラッシュ」などのアローバース、および米DC Universe配信(日本配信はNetflix)の「Titans/タイタンズ」などと世界観の共有を行う可能性は未知。TV放送と異なり、過激な描写もできるのが配信サービスHBO Maxの特色だから、ダークな世界観が存分に表現されるだろう。
なお「ジャスティス・リーグ・ダーク」中心人物のコンスタンティンは、2005年にキアヌ・リーブス主演で映画化されており、2014年にはマット・ライアン主演でドラマ化もなされている。マット・ライアン版コンスタンティンは、アローバース作品「レジェンド・オブ・トゥモロー」に登場していたこともあった。
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Source:Deadline