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「オルデラン行はキャンセル」 ─ ロンドンの空港が案内板を使った「スター・ウォーズの日」ジョーク、芸が細かいと話題に

https://twitter.com/HeathrowAirport/status/992321829120471040/

毎年5月4日は映画「スター・ウォーズの日」の文化を祝い、称える日として親しまれている。アメリカではルーカスフィルムやファンが様々なイベントを開催するほか、日本でも2014年に日本記念日協会によって認められた。映画に登場する名ぜりふ”May the Force be with You”にちなんで、”May(=5月) the 4th(=4日)”とかけたことが由来だ。

2018年のスター・ウォーズの日にも世界各地で様々なイベントが開催され、日本でも東京都は新宿の人気飲食店「サナギ」にてスペシャルイベントが開催。駆け付けたスター・ウォーズ・ファンが数時間待ちの行列をなすほど盛り上がった。

ロンドンからは、ヒースロー空港がユニークなアイデアで「スター・ウォーズの日」を祝った。この日、ヒースロー空港公式Twitterアカウントは、空港内の出発案内板の写真を投稿。一見何の変哲もないように思われるが、よく見るとそのうちの1つのパネルが「スター・ウォーズの日」仕様になっている。

「おはようございます。ヒースロー空港です。本日はフォースを強く感じます。当空港では、新しいルートをご用意いたしました。それでは、お近くの…、いや、遥か彼方の銀河系へご旅行なさいますか?」

パネルの上部には、スター・ウォーズのタイトルロゴでお馴染みのフォントで「DEPARTURES(出発案内)」、その左にはタイ・ファイターの姿もある。

出発便情報を見ると、目的地が「タトゥイーン」「カミーノ」「ホス」「ジャクー」「タコダナ」「キャッシーク」「エンドア」「オルデラン」「ケッセル」そして「デス・スター」と、すべて『スター・ウォーズ』に登場する惑星となっている。便名も「R2D2」「BOBA」「C3PO」「BB8」「FN-2187」「WOOK1E」「W1CKET」「LE1A」「HAN5010」「TIE-11382」と、やはり『スター・ウォーズ』にちなんだものに。

この出発情報は芸が細かく、たとえば16:05発予定のオルデラン行LE1A便はキャンセルとなっているのだ。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)で、レイアの故郷である惑星オルデランはデス・スターのスーパーレーザーで破壊されてしまったためである。

10:15発予定のカミーノ行BOBA便は「はるか彼方の銀河系で、ずっと遅れてる」との説明。おそらく惑星タトゥイーンのボバー・フラッツあたりで何かあったのだろう。

続いて11:20発予定のホス行C3PO便は、着陸地の除雪作業のため遅延。11:40初予定のジャクー行BB8便も砂嵐のため遅延となっている。何故みんなジャクーに戻りたがるんだろう?

14:00発キャッシーク行のWOOK1E便は現在搭乗案内中なのでお急ぎを。ゲートでは、ボーガンの追加検査が行われている。19:45発デス・スター行TIE-11382便は搭乗案内時間を延長中。「罠かもしれない」そうなのでご注意頂きたい。

また、18:20発のケッセル行HAN5010は、航空機が変更となり、フライト時間が12パーセク以内に短縮されたという。「次便のお知らせ」として表示された2018年5月25日の日付とは、新作映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のイギリス公開日だ。

ロンドンのヒースロー空港は、欧州最大規模の空港として多忙を極める。その中でもポップカルチャーとユーモアを忘れないこの投稿はたちまち話題となり、Twitter上では「オルデランのネタが超ウケた」との笑いの声が続々と挙がっている。中には「オルデラン行がキャンセルだと?」とご立腹の投稿もあったが、これに対しヒースロー空港は「ご不便をお掛けし申し訳ございません。来年はお客様のチケットをアップグレードし、スター・デストロイヤーへのご搭乗を用意致します」と律儀に返答した。

なお、ヒースロー空港が「スター・ウォーズの日」を祝った投稿はこれだけではない。『スター・ウォーズ』ARアプリを用いて空港内にAT-M6を出現させ、ファースト・オーダーの空港到着も伝えている。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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