『ヘル・レイザー』再上映、恐怖の本予告が登場 ─ 前売特典は映画宣伝用スチールセット

初の4Kデジタルリマスター版で堂々の再上映を迎える伝説のカルト・ホラー『ヘル・レイザー』より、予告編と新たな場面写真が到着した。前売り鑑賞券特典も決定している。
本予告“ヘル・トレーラー”では、陰惨なメロドラマでもあるプロットを追いかけつつ、いち早く魔道士たちのビジュアルを映し出し、本作の世界観を楽しめるものになっている。自分の生家に戻って来た男ラリーと妻のジュリア。ジュリアは、ラリーの兄フランクとかつて愛人関係にあった。そのフランクは永遠の苦痛と快楽を与える魔界への入り口を開くパズルボックスの封印を解いたことにより肉体を失っていたが、あることをきっかけに覚醒してしまう。ジュリアの怪しい行動と、家の不穏な空気に娘、カースティは気がついていて……。
『ダーティハリー』の名悪役、さそりとは異なる貌をみせるラリー役のアンドリュー・ロビンソン、ジュリアを演じる演劇の最高権威ローレンス・オリヴィエ賞の常連である大女優クレア・ヒギンズの怪演にも注目。また、フランクが復活するシーンの度肝を抜くSFX、そして肉体を取り戻した後の皮膚の無いねっとりした特殊メイクは、断片的な映像ながら衝撃的だ。「私はホラーの未来を見た。彼の名はクライヴ・バーカーだ」と現代ホラー小説界の帝王スティーヴン・キングの絶賛コメントに続き、絶叫するフランクと共に「永遠の苦痛と快楽を与える幻想恐怖超大作」とのテロップが現れたあと、突如ひとり佇むピンヘッドが出現。禍々しい形相ながら、一瞬まばたきをするピンヘッドには、どこか哀愁漂う人間らしさが感じられる。
交渉や論理的説得にも応じる知性を備えている点も魅力的なピンヘッド。彼の背景が垣間見えるこの一瞬を、ぜひお見逃しなく。最後には魔道士たち全員が登場。首領ピンヘッドに続き、丸サングラスがトレードマークのバターボール、歯をカチカチ鳴らすチャタラー、恐ろしくも一際美しいフィメールが順番に映し出され、最後は「お前の魂をバラバラに引き裂いてやる」との決め台詞で締め括られる。
また、2023年11月3日(金)より前売り特別鑑賞券が劇場にて販売されることも決定。特典は『ヘル・レイザー』の名シーンがプリントされた映画宣伝用スチール2枚セットだ。152mm×226mmで存在感たっぷり、レトロな風合いの大判紙焼きスチールが完成した。また、写真の使用におけるルールとお願いを記した「ヘルレイザーの重要規則」も同封予定。
『ヘル・レイザー〈4K〉』は、2023年12月8日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー。