クリス・ヘムズワース主演のハルク・ホーガン伝記映画は「何も正式に進んでいない」

マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズの主演で知られるクリス・ヘムズワースが、『ジョーカー』(2019)のトッド・フィリップス監督とタッグを組むと報じられたハルク・ホーガンの伝記映画は、現在までに何も進捗がないそうだ。実現するのはまだまだ先のことかもしれない。
ハルク・ホーガン(本名:テリー・ジーン・ボレア)は、1970年代にプロレスラーとしてキャリアをスタートさせたWWEの“超人レスラー”。マーベルのスーパーヒーローであるハルクにちなんだリングネームと、ショウマンシップに溢れたパフォーマンスで絶大なる人気を博したホーガンは、スポーツとしてプロレスの地位を引き上げることに貢献した人物だ。
米Screen Rantのインタビューで、数年前に発表された本企画について質問されたヘムズワースが、「あの映画を一緒に作ろうと話し合ったトッド・フィリップスと仕事が出来るのは光栄だし、素晴らしい機会になると思います。今のところは正式に実現するとは言えないんですが、ゴーサインが出れば取りかかれるでしょう」と回答している。
2020年4月に本プロジェクトは脚本執筆段階だと伝えられ、ヘムズワースは脚本を読んでいないと明かしていた。当時はパンデミックの影響で映画製作が次々に中断され始めた頃で、2023年には脚本組合のストライキが起こり、そういった事情もホーガン伝記映画の前進を阻んだものと思われる。
ヘムズワースは実在の人物を演じるリスクについても触れており、「実在の人物を演じるのは難しいですからね。一度やったことがあるけど、すぐに人は比較して批判したりしますから」とコメント。ヘムズワースは、『ラッシュ/プライドと友情』(2013)で伝説のF1レーサーであるジェームズ・ハントを演じたことがある。
ハルク・ホーガン役を演じることについては、「緊張するだろうけど、素晴らしい脚本とストーリーがあればやりたいですね。 だけど、今の時点では何も正式ではないんです」と、何も前進していないと答えた。
なおヘムズワースは、2024年5月31日に日米同時公開される『マッドマックス:フュリオサ』にディメンタス役で出演し、フィリップス監督は、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の公開が2024年10月11日に控えている。
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Source:Screen Rant


























