クリス・ヘムズワース、“超人レスラー”ハルク・ホーガンの伝記映画に主演 ─ 本人が監修、DC映画『ジョーカー』監督・脚本家が登板

『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』シリーズの雷神ソー役で知られるクリス・ヘムズワースが、WWEの“超人レスラー”ハルク・ホーガンを描く伝記映画(タイトル未定)に主演することがわかった。米The Hollywood Reporterなどが伝えている。
1970年代からプロレスラーとしてのキャリアを開始したホーガンは、WWF(現・WWE)の所属レスラーとして圧倒的な人気を獲得。アンドレ・ザ・ジャイアントと対決できるスター選手として活躍し、日本でも新日本プロレスでアントニオ猪木らとの試合を展開。リング上のみならずテレビ番組にも数多く登場、『ロッキー3』(1982)をはじめとする映画にも出演している。本名はテリー・ジーン・ボレアといい、「ハルク・ホーガン」というリングネームは、おなじみマーベルの“緑色の巨人”ハルクが由来となっている。
近年はプライベートでの不祥事などが話題になることも少なくなかったホーガンだが、今回の伝記映画はホーガンの半生を描くもので、スター選手として成功するまでの道のりをはじめ、活動の全盛期までに主な焦点が当てられるという。リング上で自身の着ているTシャツをビリビリに破るパフォーマンスは有名だが、もしかしてヘムズワースによるTシャツ破りが見られるということか…!
本作で監督を務めるのは、『ハングオーバー!』3部作やDCコミックス原作映画『ジョーカー(邦題未定、原題:Joker)』のトッド・フィリップス。脚本は『ジョーカー』『ザ・ファイター』(2010)のスコット・シルバーと、『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』(2017)のジョン・ポローノが共同執筆する。
また、製作・配給はNetflixが担当する方向で、2019年2月21日現在、同社は映画化権取得に関する契約交渉の終盤にあるとのこと。プロデューサーにはフィリップス監督やヘムズワース、俳優のブラッドリー・クーパーのほか、『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)を手がけたマイケル・シュガー、1980年代から米国のプロレス興行に関わってきた元WCW代表のエリック・ビショフらが参加する。製作総指揮および監修として、ハルク・ホーガン自身も製作に携わるということだ。
ハルク・ホーガンの伝記映画(タイトル未定)の撮影・配信時期は未定。
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[お詫び]
記事初出時、「新日本プロレス」を「大日本プロレス」と表記する誤りがございました。現在は修正しております。謹んでお詫び申し上げます。