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クリス・ヘムズワース、『マイティ・ソー』刷新の手がかりは『ゴーストバスターズ』 ― 「出演して本当に良かった」

ゴーストバスターズ
© COLUMBIA PICTURES © 2016 SONY PICTURES ENTERTAINMENT (JAPAN) INC. ALL RIGHTS RESERVED.

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)や『マイティ・ソー』シリーズで雷神ソーを演じているクリス・ヘムズワースは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)におけるソー役のイメージ刷新に、リブート版『ゴーストバスターズ』(2016)での経験を役立てていたことを明かした。

リブート版『ゴーストバスターズ』にて、クリスはゴーストバスターズの事務員であるケヴィン役を演じ、コメディセンスをいかんなく発揮して新境地を開拓。米Esquire誌のインタビューによれば、クリスは台本をもとにセリフや演技を自由に組み立てていく“即興演技”に同作で初めて目覚めたという。

「(『ゴーストバスターズ』は)今までで一番楽しかった撮影現場のひとつですね。僕にとっては、きっとあれが即興演技の出発点だったと思います。それまではいつも、とにかく脚本に忠実にやりたいと思っていました。演技の選択肢をきっちり計画して、どんなシーンになるのかを理解してね。ある程度、安全に演じていたわけです。でも、あの映画ではそういうところを全部放り捨てた。新しいやり方を見つけられたと思いますね。」

ゴーストバスターズ
© COLUMBIA PICTURES © 2016 SONY PICTURES ENTERTAINMENT (JAPAN) INC. ALL RIGHTS RESERVED.

ポール・フェイグ監督によって導かれた即興演技の魅力、そのやりがいについて、ヘムズワースはこのように語っている。

「すごく自由で、クリエイティブの面でも満足できて、それからとにかく楽しいんです。脚本通りのセリフでは得られない自然さを生み出せますからね。今では(演技に)失敗しそうなギリギリのところに身を置きたい。どうなってしまうのかわからない、コントロールを失ってしまうかもしれないようなところにね。それが大切だと思いますよ。(撮影では)全員で、それから僕自身も考え続けたいんです。その様子を見ているのは面白いですよ。」

完全に即興演技の虜になったヘムズワースは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』を手がけたタイカ・ワイティティ監督のもとで、さらに自由な作品づくりに臨むことになる。なにしろ同作は、全編の80%以上が即興演技で構成されていたというのだ。

「(マーベル映画でも)『マイティ・ソー バトルロイヤル』から即興演技を取り入れています。あの映画は大部分が即興でしたね。だから、その前にポール(・フェイグ)と仕事ができていて本当に良かったですよ。サタデー・ナイト・ライブに何回か出たことや(編注:バラエティ番組。ヘムズワースはコントに出演)、『お!バカんす家族』(2015)もね。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』に出た時は演技にすごく熱中しました。タイカ・ワイティティも(即興演技について)同じ意見だったんです。その方針は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも引き継ぎました。」

2019年公開『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』はシリアスな展開になることが予想されるが、ヘムズワースは次も即興演技を存分に取り入れているのだろうか……?
なおマーベル以外でのヘムズワースの最新作は、2018年10月に米国で公開される『Bad Times at the El Royale(原題)』。こちらはスリラー映画ということで、また違った切り口の演技を観ることができそうだ。

映画『ゴーストバスターズ』(2016)のブルーレイ&DVD、『マイティ・ソー バトルロイヤル』MovieNEXは現在発売中。
なお『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国の映画館で公開中だ。

Source: Esquire
© COLUMBIA PICTURES © 2016 SONY PICTURES ENTERTAINMENT (JAPAN) INC. ALL RIGHTS RESERVED.

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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