スーパーマン役ヘンリー・カヴィルが『007』ジェームズ・ボンド役に興味を抱く2つの理由

映画『マン・オブ・スティール』(2013)や『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)などのスーパーマン役で知られる俳優ヘンリー・カヴィルが、人気シリーズ『007』のジェームズ・ボンド役について語った。
ジェームズ・ボンドといえば、6代目を務めるダニエル・クレイグが2019年公開の第25作をもって卒業するため、その後継者についての予想が広がっているキャラクターだ。出演最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)での経験を踏まえて、ヘンリーは“7代目”就任への興味を明かしている。

ヘンリー・カヴィルがボンド役に興味を抱く理由
英Yahoo!のインタビューで、ヘンリーは「DC映画や『ミッション:インポッシブル』に出演されていますが、ほかのシリーズに出たいとは思われますか? ジェームズ・ボンドとか…」という質問を投げかけられている。そこでヘンリーは「もちろんやりたい」と答えたのだった。
「(ボンド役は)もちろんやりたいですよ。すごく楽しい役だろうと思います。イギリス人なのもいいですね。『ミッション:インポッシブル』で本物のスタントをやれたので、そういう仕事への気合いが入ってるんです。」

『ミッション:インポッシブル』シリーズといえば、主演のトム・クルーズが自らムチャなスタントに挑むのが見どころの一つ。スーパーマン役ではCGを駆使したアクションに挑んでいるヘンリーだが、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ではトムに並んで肉体勝負のスタントに挑んでいるのだ。
「(『007』では)本物のスタントをやっていないにしても、僕が言いたいのは、今回学んだことを自分のものにして、ボンド映画のような作品に役立てるのは楽しいだろうと思います。それにイギリス人の役はぜひ演じたい。あまりイギリス人を演じる機会がないんですよ。だから(ボンド役の)機会があればと思いますし、もしオファーがあれば“イエス”と言うでしょうね。」
ところでヘンリーは、6代目ボンドが選出された2005年、ダニエル・クレイグと並んで有力候補に名前の挙がっていた人物である。『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)を手がけたマーティン・キャンベル監督はヘンリーを推したというが、当時まだ22歳だったために「ボンドには若すぎる」として起用を見送られたのだとか。それから13年以上が経過して、もしや7代目として登板する可能性もあるか…?
なおヘンリーが出演したスパイ映画といえば、ガイ・リッチー監督による洒脱な一本『コードネームU.N.C.L.E.』(2015)が記憶に新しい。こちらも続編を待望する声が多い作品だが、ヘンリーによれば「いつやるのか、やれるのかどうかわからないんです」とのことだ。
映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、2018年8月3日(金)より全国ロードショー。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』公式サイト:http://missionimpossible.jp/
Source: Yahoo!