『フォレスト・ガンプ』恋人役トム・ハンクス&ロビン・ライトがデジタル若返りで感動の再タッグ、『ヒア』初画像 ─ 全編104分、カメラ一切動かず

名作『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)で恋人役を演じたトム・ハンクス&ロビン・ライト、ロバート・ゼメキス監督、脚本家のエリック・ロスが再集結を果たす映画『ヒア(原題:Here)』より、ファーストルックが初公開となった。デジタル若返り技術により若返ったハンクスとライトの姿に注目だ。
2014年に出版されたリチャード・マグワイアによる同名のグラフィックノベルを原作とする本作では、1つの場所を舞台に1世紀のスパンを描く作品。104分の全編で、カメラは家の中の定位置から一切動かず、そこに家庭を築いた人々の物語が描かれるという。
米Vanity Fairからは、物語の断片を捉えた場面写真と製作風景が公開。ハンクスとライトが演じる夫婦の青年期、中年期、老年期が写し出されている。ハンクスとライトには、ティーンエイジャーから80代の老人までを演じることからデジタル若返り処理が行われた。その姿は『フォレスト・ガンプ』での共演を思い起こさせるようだ。
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全編定点で展開する挑戦についてゼメキス監督は、「(カメラの)位置は変わりませんが、その周りにある全ては変わっていきます」とコメント。「これまでに一度も試みがなされなかったことです。モンタージュ技法が確立される前、非常に初期のサイレント映画では、似たようなシーンがありましたけどね。それを除けば、危険な冒険でした」と前人未到の挑戦を振り返った。
ハンクスとライトのほか、本作には2人の両親役で『アベンジャーズ』シリーズのポール・ベタニーと『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』(2023)のケリー・ライリー、20世紀初頭のカップル役で『ジェントルメン』(2019)のミシェル・ドッカリーと『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)のグウィリム・リー、20世紀初頭の発明家&モデル役で「トロールズ:シング・ダンス・ハグ!」(2018-2019)のデイビット・フィンと『ジェーン・ドウの解剖』(2016)のオフィリア・ラヴィボンドが名を連ねる。
映画『ヒア(原題)』は2024年11月15日に米公開。同日には、ドウェイン・ジョンソンとクリス・エヴァンスが最強タッグを果たすアクション・アドベンチャー・コメディ映画『Red One(原題)』も控える。
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Source:Vanity Fair