ヘンリー・カヴィル主演『ハイランダー』リブート版、Amazon・MGMで製作へ ─ 監督は『ジョン・ウィック』チャド・スタエルスキ

ヘンリー・カヴィル主演、『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督による、リブート版『ハイランダー』がAmazon MGM Studiosにて製作されることがわかった。
『ハイランダー』シリーズは、首を斬られない限り死なない「不死の者」と呼ばれる戦士たちが、究極の宝をめぐり、現在と過去を股にかけて戦うファンタジー・アクション。第1作『ハイランダー』(1986)から第5作『ハイランダー ネクスト』(2007)までが製作されているほか、アニメ映画版や複数のテレビシリーズも製作されている。
米Deadlineによると、Amazon MGM Studiosと傘下の製作会社United Artistsは、リブート版『ハイランダー』の権利を取得するための最終交渉中。プロデューサーには、United Artistsとのファーストルック契約を結んでいるスコット・ステューバーとニック・ネスビットが新たに名を連ねた。
スタエルスキ監督は『ハイランダー』のリブートに長年熱意を燃やしており、2016年からプロジェクトに参加。カヴィルの出演も2021年に報じられていたが、とうとう企画が本格的に前進する。なお、本作は『ハイランダー ネクスト』を手がけたライオンズゲートのもとで準備されていたが、“スタエルスキ監督のアイデアはAmazonのほうがふさわしい”として権利が移動することになったという(ただし、情報によると関係者全員に利益があるようだ)。
既報では『セブン・シスターズ』(2017)のケリー・ウィリアムソンが脚本を担当すると伝えられていたが、現在は『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)のマイケル・フィンチが執筆中。プロデュース陣には、以前から携わっている『ワイルド・スピード』シリーズのニール・H・モリッツが残留し、スタエルスキの製作会社87 Eleven Entertainmentも参加した。
なお、カヴィルは現在進行中の実写映画版『ヴォルトロン(原題)』や、同名ゲームをドラマ化する「ウォーハンマー40,000(原題)」でもAmazon MGM Studiosとタッグを組んでいる。
▼ヘンリー・カヴィルの記事
ヘンリー・カヴィル、ロンジンの新アンバサダー就任でエレガンスな姿披露 憧れる ガイ・リッチー監督×ヘンリー・カヴィル主演『アンジェントルメン』公開決定 ─ 007のモデルになった型破りスパイアクション 製作ジェリー・ブラッカイマー ヘンリー・カヴィル「ウォーハンマー40,000」ドラマ化製作がついに始動 ─ 「素晴らしい出発点」と手応え 悲願の企画ついに ヘンリー・カヴィルが着たスーパーマン・スーツ、新映画版のオーディションでうっかり破れていた ─ 「筋肉が大きかったから」「背が高かったから」 別に保管されているものもあるそう ハリウッド版『ボルトロン』、新世代パイロット登場で実写向けに再構築 ─ 東映ロボットアニメ、ハリウッドへ ドウェイン・ジョンソン作品でおなじみ
Source: Deadline, The Hollywood Reporter