『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』続編、脚本作業が進行中 ─ メインシリーズとは「切り離されたものにはならない」

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)続編映画の脚本作業が、水面下で進行していることがわかった。プロデューサーを務めるハイラム・ガルシアが進捗を明かすと共に、完結が判明している『ワイスピ』メインシリーズを意識した製作が行われていることを伝えている。
『スーパーコンボ』は、ドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスとジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウを主演に据えた『ワイスピ』シリーズの新機軸。前作のヒットを受けて続編製作が決定していたが、去る2021年3月1日(現地時間)に、プロデューサーのケリー・マコーミックがキャストのスケジュールの都合とコロナ禍の影響で、製作が一時中断されていることを明かしていた。
このたび新たに、プロデューサーのハイラム・ガルシアが米Comicbookのインタビューにて進捗を報告。「我々は常に先を見越して考えています。素早く(企画を)進行させてきました」と製作への姿勢を語るガルシアは、「いま取り組んでいる本当に素晴らしい物語があります」と、『スーパーコンボ』の脚本作業を報告している。
「クリス・モーガンが書いてくれていますし、それ自体が美しいことだと思います。これが『ワイルド・スピード』ユニバースですから。(メインシリーズとは)切り離されたものにはならないと思いますし、『ワイルド・スピード』ユニバース内で全て動くと思います。母体は『ワイルド・スピード』ですし、愛されていますから。多くのファンもいますし。その中で伝えるべき物語はたくさんありますよ。」
クリス・モーガンとは、『ワイルド・スピード』シリーズ第3作以降、『スーパーコンボ』を含めた全『ワイスピ』作品の脚本を手がけてきた人物。いわば『ワイスピ』に一番詳しいモーガンが『スーパーコンボ』続編でもストーリーを構築するということで、安心して待ちたいところ。ホブスとショウの再合流を望むファンも多いから、メインシリーズとの関連性が存分に意識されたストーリーに期待したい。
Source: Comicbook