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『ホーム・アローン』ケビンの留守番で電気代がいくらかかったかが調査される

ホーム・アローン
© 2020 20th Century Studios

ホーム・アローン』シリーズは主人公ケビンのいたずらの数々に童心がくすぐられるとともに、家族愛が胸を打つクリスマス映画の定番だ。記念すべき第1作『ホーム・アローン』で劇中の晩、ケビンの住むマカリスター家でどれだけ電気代がかかったかを試算するレポートがある。

『ホーム・アローン』はクリスマスの夜、家族旅行に置いていかれたケビン(マコーレー・カルキン)と泥棒ふたり組が攻防を繰り広げるコメディ。大事な我が家を守るべく孤軍奮闘することとなったケビンが、泥棒を撃退するためにありとあらゆる家財や電化製品を駆使する様が見どころだ。

Comicbookが紹介するところによると、この調査を行ったのはイギリスのインテリア商材メーカー、Bobbi Beck。その試算によると、『ホーム・アローン』でケビンが留守番をした3日間で使った光熱費はおおよそ80ドル(約1万円)だという。

3日間、家中のすべての電球を点灯すると、電気料金は71.39ドルにのぼる計算だ。古く効率の悪い電球を使っているため、シカゴの電気事業者の現在のレートで計算するとマカリスター家が消費した電力はざっくりと417キロワットとなるという。

屋内よりははるかにかからないものの、屋外のイルミネーション照明も電力消費が顕著な部分だ。もし映画が2022年に撮影されていたとしたら、あのクリスマスの華やかな照明は3日間で54キロワットの消費になると推定される。合わせてケビンが泥棒対策にギャング映画『Angels With Filthy Souls』をテレビで流していたことも含めると、最終的な請求金額は少なくとも合計80.65ドルとなるそうだ。ちなみに、マカリスター家の地域での一般家庭の1日あたり電気代平均は4.57ドルだそう。

Bobbi Beck社のCEOジェームズ・メラン・マチュレウィッツ氏はプレスリリースにて「『ホーム・アローン』は間違いなくクリスマス映画の最高峰で、特に素晴らしいのはクリスマスのインテリア。しかし映画を観返してみたときに、ケビンが使う電気の総量に衝撃を受けました。そういう理由から両親がいない混乱の3日間、彼がどれだけ消費したのか突き止めたくなったのです」とコメント。確かにクリスマス用の照明は幻想的で魅力的だが、電気代を想像してしまうと現実に引き戻されてしまう?

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Source:Comicbook

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。