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『ホーム・アローン』リブート版、『ジョジョ・ラビット』注目子役が主演に抜擢 ─ 大人の出演者2名も判明

ジョジョ・ラビット
(C)2019 Twentieth Century Fox Corporation & TSG Entertainment Finance LLC

クリスマス映画の代名詞、『ホーム・アローン』シリーズのリブート版(タイトル未定)に、タイカ・ワイティティ最新作『ジョジョ・ラビット』の注目子役アーチー・イェーツが主人公の少年役で抜擢されたことがわかった。米Varietyが報じている。

『ホーム・アローン』は、クリスマスの夜、家族旅行に置いていかれてしまった少年ケビンと泥棒2人組が攻防を繰り広げるコメディ映画。クリスマスシーズンの定番であり、元祖“お留守番映画”といえる人気シリーズだ。20世紀フォックスのもと、おなじみマコーレー・カルキン主演の第1作(1990)・第2作(1992)のほか、出演者と設定を一新した第3作(1997)が製作された。

イェーツが演じるのは、かつてカルキンが演じたケビン役ではなく、リブート版のための新たなキャラクターになるとのこと。また、「アンブレイカブル・キミー・シュミット」(2015-2019)のエリー・ケンパー、『デッドプール2』(2018)ピーター役のロブ・ディレイニーが出演することも判明。当初2人はアーチー演じる主人公の両親を演じる予定だったが、別の役柄に変更されたという。

エリー・ケンパー
ABC/Rick Rowell https://www.flickr.com/photos/disneyabc/29483958280/
ロブ・デラニー
CleftClips / Photo by Mandee Johnson https://www.flickr.com/photos/cleftclips/8621432252/

20世紀フォックスを有するウォルト・ディズニー・カンパニーは、『ホーム・アローン』のリブート版を自社の映像配信サービス「Disney+」のオリジナル作品として製作する見込み。ディズニーは『ホーム・アローン』のほか『ナイト ミュージアム』シリーズなどのリブートも企画しており、ボブ・アイガーCEOによれば、フォックスの名作を「新しい世代に向けてリブート/再創造」していくと説明している。

リブート版の監督を務めるのは、『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』(2006)『ブルーノ』(2009)の脚本を手がけたダン・メイザー。脚本はアメリカのテレビ界で活躍するコメディアンのマイキー・デイ&ストリーター・サイデルが執筆した。プロデューサーは『X-MEN』シリーズのハッチ・パーカー、『パトリオット・デイ』(2016)のダン・ウィルソン。なお本作は、20世紀フォックスによる初の「Disney+」オリジナル作品となる。

アーチー・イェーツ出演、映画『ジョジョ・ラビット』は2020年1月17日(金)全国ロードショー

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Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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