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『スパイダーマン ホームカミング』では、数タイプのクモ糸が発射される模様

中指と薬指を折り曲げ、「プシィィィ…!」とか言いながら手首を押し出した経験、あなたにもきっとあるのでは?『かめはめ波』や『レイガン』の練習もしたし、『フォース』を夢見て何かを念じたりした事もあるだろう。

そう、スパイダーマンが手首から放つクモ糸は、いつの時代だって僕らの憧れだ。サム・ライミ監督版『スパイダーマン』では、手首の穴からクモ糸がほぼ無制限に飛び出していたが、マーク・ウェブ監督版『アメイジング・スパイダーマン』では、ピーター・パーカーが自作した特殊装置でクモ糸を生成していた。原作コミックでも基本的には両手首に取り付けた人工ウェブシューターからクモ糸を放っていたが、この設定は『キャプテンアメリカ:シビルウォー』より登場した新スパイダーマンにも引き継がれている。トム・ホランド演じる新たなピーター・パーカーは、トニー・スタークより贈られたハイテク・ウェブシューターを駆使するのだ。

トニーの叡智が詰まったこの新ウェブシューターは、更なるギミックを搭載しているらしい。そのヒントとなる発言を、サンディエゴ・コミコン会場のインタビューで、トム・ホランドがうっかり口を滑らせた。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

なんでも、新しいウェブシューターからは、異なるタイプのクモ糸が発せられるというのだ。トムはこの内容をカメラの前でポロリしてしまった。

「僕達は、違うタイプのクモ糸について取り組んでいるんです。今回は、ただ(1種類の…と言いかけて、人差し指を立てる。そこでカメラから顔を向けて、若干焦った様子になる)…おお、この話は、やめておこう…。」

そしてトム・ホランドは、スパイダーマンがクモ糸を出す時にやるおなじみのジェスチャーを見せながらこう説明した。

「こんな風に、実現したいのは”クモ糸を掴む”動作です。(と言いながら手首を反対側にひねり、糸を掴む所作を見せる)この動きは今まで無くて、いつも(手首に)くっついていたけど、今回はクモ糸を掴む、という事に取り組んでいるんです。」

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うーん、とはいえこれまでの映画作品においても、スパイダーマンは手首から出したクモ糸を、まるでその糸表面に粘着性が無い普通のロープのように掴んで扱う事はあった気がする。この発言だけでは真意はわかりかねるが、とにかく彼が口を滑らせた「異なるタイプのクモ糸」については注目しておきたい。

映画『スパイダーマン ホームカミング』は2017年7月7日全米公開。

Source:http://www.cosmicbooknews.com/content/tom-holland-drops-spider-man-homecoming-spoiler

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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