元銀行強盗リーアム・ニーソンが復讐に燃える必殺アクション『Honest Thief』米予告編 ─ 爆破の達人リーアム大暴れ

自首を申し出た元銀行強盗リーアム・ニーソン、正義と復讐に燃える!
『96時間』シリーズなど、一度復讐のスイッチが入ると容赦なく悪を制裁するアクション映画でお馴染みのリーアム・ニーソン最新作『Honest Thief(原題)』米予告編が公開された。
『Honest Thief』でリーアムが演じるのは、全米7州、12の銀行から総額900万ドルを盗んだ強盗、トム・カーター。捜査の目からもうまく逃れていたトムだが、ある時突然の自首を申し出る。「取引がしたい。盗んだカネを全て差し出す。その代わり、減刑して欲しい」。その決心の理由は、トムがある女性と恋に落ちたからだ。「この先の人生、彼女とずっと一緒にいたい。自分の過去を偽りたくない」──
トムが隠していた大金を引き取りに現れたのは、2人のFBI捜査官。段ボール箱に詰められた札束を見て、2人の捜査官の目はくらむ。「このカネ、頂いちまおう」「やるか」。強奪のため拳銃も取り出され、事態は一変、危険な状況へ。
実はトムの正体とは、元海兵で爆破の達人らしい。追いかけてくる捜査官から、自分自身と恋人の身を守るべく決死で逃げる。予告編映像には、負傷した恋人をトムが抱える姿も。「私の恋人は関係ないはずだ」。ここからは、顔つきが変わった復讐リーアムの登場だ。「待っていろよ」と宣戦布告、捜査官の乗る車両にバンでブチ込み、容赦なき砲撃を仕掛けたと思えば、海兵時代と強盗時代に培った爆破スキルでリモート爆弾を仕掛ける姿も。「白状するか?」
キャストも豪華だ。無謀にもリーアムに挑むFBI捜査官のコンビには、『アリー/スター誕生』(2018)や『ハミルトン』(2020)『イン・ザ・ハイツ』(2021)で注目のアンソニー・ラモス、『スーサイド・スクワッド』(2016)キャプテン・ブーメラン役や『アリータ:バトル・エンジェル』(2019)などのジェイ・コートニー。トム改心のきっかけとなる恋人アニーは、「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」(2005-2012)や「アンブレラ・アカデミー」(2019-)などのケイト・ウォルシュが演じる。2人のFBI捜査官の上司と見られ、登場早々に撃たれている男性は『ターミネータ2』(1991)T-1000役のロバート・パトリックで、「彼の本名はトーマス・ドーランだ」と話している捜査官は「バーン・ノーティス」(2007-2013)などのジェフリー・ドノヴァンだ。
監督は、「オザークへようこそ」(2017)などでプロデューサー実績を重ねるマーク・ウィリアムズで、映画監督としてはジェラルド・バトラー主演『ファミリー・マン ある父の決断』(2016)ぶり2作目。米ポスターのキャッチコピーは、「その男のセカンド・チャンスを奪ってはならない(NEVER STEAL A MAN’S SECOND CHANCE」。2020年10月9日米劇場公開予定。
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Source:Collider