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シャイア・ラブーフの半自伝映画『ハニーボーイ』公開日決定、予告編到着 ─ シャイアが脚本&父親役、『フォードvsフェラーリ』ノア・ジュプ主演

ハニーボーイ
© 2019 HONEY BOY, LLC. All Rights Reserved.

『トランスフォーマー』シリーズなどで知られる俳優シャイア・ラブーフの半自伝的映画であり、自ら出演・脚本を務めて世界の映画祭で絶賛を浴びた『HONEY BOY(原題)』が、邦題『ハニーボーイ』として2020年8月7日(金)より全国順次公開となる。このたび、予告編映像とポスター画像が到着した。

ハリウッドの人気子役である12歳のオーティスは、いつも突然感情を爆発させる、前科者で無職の“ステージパパ”ジェームズに振り回される日々を送っていた。オーティスを心配する保護観察員のトム、安らぎを与えてくれる隣人の少女、共演する俳優たちとの交流の中で成長していくオーティスは、新たな世界へと踏み出すのだが……。

予告編は、ひとりの女性から“父親の思い出”を尋ねられる22歳のオーティス(ルーカス・ヘッジズ)の様子から始まる。「父親が俺にくれたのは、“痛み”だけだ」。映像は10年前、人気子役だった頃のオーティス(ノア・ジュプ)へと遡る。マネージャーであり、無職で前科者の父ジェームズは、いつも苛立ち、周囲に横暴な態度を取っていた。父親に振り回され、愛情を感じられずにいたオーティスは、孤独感とフラストレーションを募らせ、ついには感情を爆発させるのだ。

“ただ、普通の親子でいたかった”。当たり前のことでさえ、オーティスにとっては切実な願いになるほどに、ふたりはすれ違っていく。撮影現場で大人に囲まれ、家では稼ぎ頭でいるうちに、オーティスは“ずっと自分を演じて生きてきた”のだ。不器用な父と、ただ親からの愛を受けたい子ども。愛にも似た安らぎを与えてくれる隣人の少女。そして、未来への突破口となる言葉が彼の背中を押す。

12才のオーティスを演じるのは、『フォードvsフェラーリ』(2019)や『クワイエット・プレイス』シリーズ、『ワンダー 君は太陽』(2017)などで存在感を放ち、美しいルックで映画ファンを魅了してきた次世代のスター俳優、ノア・ジュプ。ポスターでは、柔らかな西日の光に照らされた切なげな表情を見せている。また、10年後のオーティス役は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)でアカデミー賞にノミネートされたルーカス・ヘッジズ。そして父親ジェームズ役をシャイア・ラブーフが演じ、さらに脚本の執筆も担当した。監督はドキュメンタリー&ミュージックビデオ界の俊英アルマ・ハレル。米Rotten tomatoesで94%(2020年5月18日時点)を記録、映画祭を席巻した話題作がいよいよ日本に上陸する。

ハニーボーイ
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映画『ハニーボーイ』は2020年8月7日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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THE RIVER編集部THE RIVER

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