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シャイア・ラブーフが自身の毒親演じる自伝映画『Honey Boy』米予告編 ─ 「クソ親父の話はしたくない」

『トランスフォーマー』シリーズなどで知られるシャイア・ラブーフが、自らの父親を演じるという意欲的な自伝映画『Honey Boy(原題)』の予告編映像が米公開となった。

この映画でシャイアの子供時代を投影させたオーティスを演じるのは2人の若手俳優。『ワンダー 君は太陽』(2018)のノア・ジュープが12歳を、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)や『スリー・ビルボード』(2018)のルーカス・ヘッジズが22歳を演じる。

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シャイアの経験に基づく『Honey Boy』の主人公オーティスは、虐待的でアルコール依存症の父との関係に苦しんでいて、やがて映画俳優になって大金を稼ぐようになってからも重荷となっていた。シャイアは、自分の幼少期を苦しめた父親を自ら演じる。

「親父のせいで俺が酒を飲んでるわけじゃない。親父のせいで俺は働いてるんだ。」公開された予告編映像では、父の存在を逃れられない負担として苦しむオーティスの存在を感じるとることができる。「息子に養ってもらってる俺がどんな気持ちでいると思ってる?」と迫られた幼いオーティスは、「僕が稼いでるからアンタがいるんだ」と答える。父と息子の、哀しく歪んだ人間ドラマが期待できそうだ。

私生活では数々のトラブルも伝えられ、いつしか「お騒がせ俳優」と揶揄される機会も増えてしまったシャイア・ラブーフは、なぜ自身の成長の過程にあった苦悩を映画にしたかったのか。なぜ、その苦しみの根源である父親を、自分自身で演じる必要があったのか。

監督は、これが長編デビューとなるアルマ・ハレル。これまでにポール・スミスのドキュメンタリーやシガー・ロスのミュージック・ビデオを手掛けている。配給はAmazon Studioで、2019年11月8日より米公開。

Source:Comingsoon.net,/Film

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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