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ケヴィン・コスナーとジェイク・ギレンホールがコメディ映画で共演へ

Ariela Ortiz-Barrantes, CC BY-SA 4.0 | Georges Biard, CC BY-SA 3.0

『ロードハウス/孤独の街』(2024)ジェイク・ギレンホールと、『ボディガード』(1992)などで知られる往年の名優ケヴィン・コスナーが、Amazon MGM製作のドラマコメディ映画『Honeymoon with Harry(原題)』で共演することが明らかとなった。米The Hollywood Reporterが報じている。

2004年から20年以上も温められてきたという企画。バート・ベイカーの未発表小説を原作に、結婚式の2日前に婚約者を亡くした男性が、将来の義父とハネムーンに向かうことを決意する。ギレンホールが婚約者を亡くした男性、コスナーが将来の義父を演じる。

監督は『ラブ・アゲイン』(2011)のグレン・フィカーラとジョン・レクア。脚本は同作も手がけたダンフォーゲルマンが担当し、3人の再タッグが実現する。フォーゲルマンはプロデューサーも兼任し、『バレンタインデー』(2010)など数多くのロマンチック・コメディを手がけているマイク・カーツ、Amazon MGMの元社長ジェニファー・サルケも名を連ねる。

本プロジェクトは21年前から一流監督を惹きつけ、『クラッシュ』のポール・ハギスや、『羊たちの沈黙』(1991)のジョナサン・デミの名前が浮上。フォーゲルマンは2015年に脚本家として参加し、2017年には『きみに読む物語』(2004)のニック・カサヴェテスが監督に決定した。そのバージョンでは、ブラッドリー・クーパーとロバート・デ・ニーロが主演で検討されていたという。カーツは本プロジェクトを諦めず、権利が失効した後も粘り強く新たな配給先を探し、フォーゲルマン版の脚本を守り続けた。

ジェイク・ギレンホールは『ブロークバック・マウンテン』(2005)や『ナイトクローラー』(2014)などで、繊細かつ内面に葛藤を抱える役柄を巧みに演じる俳優として知られる。一方、ケヴィン・コスナーは『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990)や『ボディガード』で名声を得て以来、幅広いジャンルで安定感のある存在感を示してきた。『マン・オブ・スティール』(2013)以降のDC映画ではジョナサン・ケント役を演じている。

ギレンホールの巧みな表現力とコスナーの包容力ある演技が組み合わさることで、ユーモアと切なさが共存する心温まるヒューマンドラマが期待できそうだ。

Source:The Hollywood Reporter

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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