「ピクサーは続編を作り続けられないことを理解している」 ─ だからこそオリジナル映画が重要だと『私がビーバーになる時』監督が語る

2026年はディズニー&ピクサーにとって象徴的な年となりそうだ。原点である『トイ・ストーリー』シリーズの最新作『トイ・ストーリー5』とともに、近年もっとも高い評価を得ているオリジナルの新作映画『私がビーバーになる時』を控えている。
『私がビーバーになる時』のダニエル・チョン監督は、ピクサーで『カーズ2』(2011)や『インサイド・ヘッド』(2015)のほか、「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」(2013)「トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド」(2014)に参加。2010年代後半はピクサーを離れ、自らのテレビシリーズ「ぼくらベアベアーズ」(2015-2020)と映画版『ぼくらベアベアーズ ザ・ムービー』(2020)を手がけている。
いわば、スタジオの“中の眼”と“外の眼”を持ち合わせるチョン監督。ピクサー作品は続編が多いこともしばしば指摘されるが、英GamesRadar+では、ピクサーと続編の関係について自らの見解を語った。
「ピクサーは続編を作るという素晴らしい仕事を続けています。人々は続編を求めているし、続編が存在するのは素晴らしいこと。僕も子どもの頃、“続編を見たい、もっと見たい”と思っていましたから。テレビ(『ぼくらベアベアーズ』)を作っていたときも、皆さんはキャラクターたちが生き続けることを求め、彼らの新しい冒険を見たいと思ってくれた。その気持ちはよく分かります。」
ただし、チョン監督は「ピクサーは今でもオリジナルの映画にきわめて力を入れているスタジオだと思う」と強調。『星つなぎのエリオ』(2024)や『マイ・エレメント』(2023)『私ときどきレッサーパンダ』(2022)といった作品群は、監督の言葉を裏付けるものだ。
「彼ら(ピクサー)は、いつまでも続編を作り続けることはできないことを理解しています。オリジナル映画は存在していなければならない。ピクサーはオリジナル作品の製作に真剣に取り組む数少ないスタジオのひとつだと思います。ピクサーの未来がどうなるのかが楽しみです。」
コロナ禍以降、ますますフランチャイズ作品が求められる傾向が強まるなか、ピクサーは果敢にオリジナル映画のリリースに踏み切ってきた。ディズニープラスでの配信となった『ソウルフル・ワールド』(2020)や『私ときどきレッサーパンダ』は高い評価を獲得し、『マイ・エレメント』は大ヒットを記録。新作『私がビーバーになる時』もすでに好評を得ており、再び大ヒットを期待する声もある。うまくいけば、ここから新たなシリーズが始まることもありうるだろう。
映画『私がビーバーになる時』は、2026年3月13日(金)より全国公開。とても独創的で、まぎれもなく“オリジナル”な一本だ。
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Source: GamesRadar+






























