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【ネタバレ】「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第5話、あの衝撃事件はなぜ起きたのか?サー・クリストン・コール役が語る

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン
© 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.

この記事には、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第5話『われらは道を照らす』のネタバレが含まれています。

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第5話では、ターガリエン家とヴェラリオン家を血縁で結ぶべく、レイニラ王女(ミリー・オールコック)とサー・レーナー(テオ・ネイト)の婚約が決まる。そんな中レイニラはサー・クリストン・コールに駆け落ちしようと誘われ、このまま愛人関係を続けようと断る。婚約の歓迎の宴には、クリストンもレーナーの秘密の恋人サー・ジョフリー・ロンマス(ソリー・マクラウド)も出席。ジョフリーはクリストンがレイニラの愛人だと気づいて接近し、「二人と俺らの秘密を守れば、みんな安泰だ」とささやく。名誉を傷つけられたクリストンは激高し、その場でジョフリーを殴り殺す。

複数のキャラクターの思惑が渦巻いた祝宴のシーンで、突如として起きたこの事件はあまりに衝撃的であった。クリストンは、なぜこのような行動に出たのだろうか?役を演じるフランケルは、クリストンの心境について「彼はこの宴でどんな形の争いも求めていないと思います。どちらかというと、彼は出来るだけ遠くへ行きたいんだと思います」とコメント。彼が暴挙に走った理由はレイニラが「一緒に行かない」と言ったからではなく、「その言い方が問題」なのだという。

あのシーンは、もっと簡単に書くことができたでしょう。彼が『一緒に逃げてくれ』と頼み、王女は彼の気持ちを理解し、女王としての役割を放棄することはできないが“王の盾”を辞めたいのなら逃げ道を用意してあげる、というシナリオもあり得ます。でも、そうではありません。そこが非常に興味深いんです。彼女は彼をキープすることを選び、婚約の宴で彼を立たせていました。そこに反感が生まれたんです」。

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レイニラを守る高貴な騎士として描かれてきたサー・クリストン・コールだが、彼女に名誉を傷つけられ恐ろしい行動に出たことで、彼自身のターニングポイントを迎えたといえるだろう。ラストでは、同じくレイニラへの怒りを募らせるアリセントがクリストンの自殺を止め、この先の波乱の展開を予感させた。これによって同盟関係が大きく変化し、対立はさらに激化していきそうだ。

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Source:Entertainment Weekly

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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