「ゲーム・オブ・スローンズ」新ドラマ、全部で「3〜4シーズン」構想? ─ ターガリエン家の物語、拡大継続か
2019年に完結したドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)初のスピンオフシリーズ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の開幕まで残り1ヶ月を切った。計8シーズンに渡って展開された本家に対し、新シリーズにはどれだけのシーズン数が構想されているのだろうか。
米The Hollywood Reporterは、シリーズの製作陣や情報筋との取材を基に、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の製作舞台裏を詳細に綴った特集記事を掲載。そこには、ドラマのシーズン数に関する情報も含まれている。
レポートによると、現時点で「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は「3〜4シーズン分のみ」の構想だという。「ゲーム・オブ・スローンズ」の半分のボリュームで、やや短い気もする。しかし、製作の米HBOには、ターガリエン家の物語を拡大していく意向もあるようだ。記事では、物語が「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」から「数十年、前にも後ろにも進めることができる」と記されている。
また、ショーランナー・監督を務めるミゲル・サポチニクも「ターガリエン家は(過去と未来の)どちらの方向にも広がっている」と認識した上で、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が「他のストーリーとスピンオフを切り開くための柱」と考えている。「始めるには最高の場所です」。
ちなみに、七王国の初代君主として知られる“征服王”エイゴン・ターガリエン1世の冒険を題材とした企画が過去に検討されていたことが、このたびのレポートで判明している。サポチニク監督の言う通り、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」を機に、壮大なターガリエン・ユニバースが創造されることになるかもしれない。
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Source: THR