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ブルース・リー、まさかのファンタジーアニメ化「ハウス・オブ・リー」予告編が米公開 ─ 世界が闇に包まれる時、この男が立ち上がる

https://www.youtube.com/watch?v=u-4mqqr4psE

『燃えよドラゴン』(1973)の製作50周年を記念して、ブルース・リー史上初のアニメプロジェクト「ハウス・オブ・リー(原題)」が2024年より配信されることがわかった。このたび、ティザー映像が米国で公開されている。

本作は、ブルース・リーの名言「無知な人間がいくら暗闇を彷徨っても、一生光は見つからない」に基づき、娘のシャノン・リーが手がけるファンタジー・アニメーション作品。世界が闇に覆われようとするなか、ブルースが“ドラゴンの戦士たち”を集めるべく戦いに立ち上がるストーリーだ。

ティザー映像で一目瞭然のように、本作は日本の漫画や1980年~90年代のアニメーション作品のようなルックがポイント。製作は米国の短編アニメーション・プラットフォーム「渋谷(Shibuya)」が担当し、共同創設者のエミリー・ヤンが、シャノンとともにプロデュースなどを手がける。「渋谷」はその名の通り和製アニメーションの影響を強く受けており、現在展開中のインタラクティブ・アニメーションシリーズ「白ウサギ」(2022-)も、同じく懐かしの日本アニメを彷彿とさせる。

ブルース・リー・エンターテインメントは、長年にわたりブルース・リーのアニメ企画を検討していたとのこと。製作にあたり、シャノンは「アニメはブルース・リーのブルース・リーらしさをクリエイティブな物語で表現できる最高のメディア。アクション、ファンタジー、歴史、文化、創造性の可能性に興奮しています」と述べた。

また、シャノンはエミリーや「渋谷」の視点を称え、「非常にクリエイティブで、熱心に仕事をし、優れたアーティストのいる最高のブランド。完璧なコラボレーターになるとすぐに確信しました」とコメント。エミリーも「スピリチュアルや自己との戦いというテーマ、AAPI(アジア・太平洋諸島系アメリカ人)としてのあらゆる経験に共感しました」と語っている。

アニメシリーズ「ハウス・オブ・リー(原題)」は2024~2025年に米国配信予定

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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