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『ハリー・ポッター』ハリーの妻ジニー役、出番が少ない事に「不安だった」─ 大幅カットされた当時の悩みを告白

ボニーライト Bonnie Wright
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/34848645331

J・K・ローリングのファンタジー小説に基づいた映画『ハリー・ポッター』シリーズでジニー・ウィーズリーを演じたボニー・ライトは出演時、ある悩みを抱えていたという。シリーズ完結から10年以上経った今も鮮明に覚えている当時の記憶とは何なのか。

ジニー・ウィーズリーは、『ハリポタ』に登場するウィーズリー家の一人娘にして七人兄妹の末っ子。映画版では所々で重要なパートを担い、最後には主人公ハリーと結婚することになった。しかし映画版では、小説版ほど存在感が高かったというわけではなく、ジニーの出番が少ないと指摘するファンも少なくなかった。

ジニーを演じたボニー・ライトもこうしたファン同様の感情を抱いていたのだとか。米ポッドキャスト番組 Inside of Youで「役を演じることに不安は間違いなくありました」と語るライトは、その理由を告白。「小説で出てきたシーンが映画でたくさんカットされてしまった時なんかは、そういう不安な気持ちになった」という。「映画では、(ジニーの事を)何も描いていないじゃんって」。

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上述の通りジニーはエンディングでハリーと結ばれることになるが、映画版ではシリーズを通じたジニーの登場量が少なかった為、二人の絡みも少なく、結ばれたことへの唐突感も否めなかった。ハリーの気を引くために他の生徒と付き合ったり、そんな状況にハリーは嫉妬したり、小説版では二人を巡る感情の行き来が丁寧に描かれていたのだ。

不安だけでなく苛立ちすらも感じていたというライト。それは、原作を知るからこそ感じたファンに対する罪悪感があったからなのだろう。「自分は機会を十分に与えられなかったというより、このキャラクターを演じている自分は良く思われないんだろうな、って思っていました」。

現在、『ハリー・ポッター』フランチャイズからは、ドラマ化企画が進行中。ハリー役のダニエル・ラドクリフが原作要素が増えることに期待しているように、ドラマ版ではジニーらしさがより伝わる映像化になることを願いたい。

Source: Inside of You (Via ScreenRant)

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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