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ヒュー・ジャックマン、フェラーリ映画に主演交渉中 ─ 『ヒート』マイケル・マン監督20年越しの企画

映画『フロントランナー』ヒュー・ジャックマン 舞台挨拶
©THE RIVER

『グレイテスト・ショーマン』(2017)や『LOGAN/ローガン』(2017)など数々のヒット作で知られるヒュー・ジャックマンが、「フェラーリ」創設者エンツォ・フェラーリを描く映画の主演に改めて交渉中であることがわかった。米Deadlineが伝えた。

この映画は、『ヒート』(1995)『マイアミ・バイス』(2006)や『パブリック・エネミーズ』(2009)などクライム・スリラーの数々で知られるマイケル・マン監督が約20年前からあたためてきた企画。マンは、かつて『ミニミニ大作戦』(1969)などのトロイ・ケネディ・マーティン(2009年没)が書いていた脚本をベースに再執筆にあたっているという。ヒュー・ジャックマンの名自体は、2017年頃にも伝えられていた。ヒューとマン監督は、既に作中の主要シーンの脚本読み合わせに入っているという。

エンツォ・フェラーリ激動の人生の中から、映画では1957年の夏に焦点を当てる。当時フェラーリと妻ローラは社の経営危機に瀕しており、跡継ぎと見込まれた息子のアルフレード“ディーノ”の病死に苦しんでいた。また、フェラーリと愛人との間に生まれた12歳のピエロも、自らの居場所を求めてもがいていた。

フェラーリは、イタリアの危険なロードレース「ミッレミリア」に挑むが、この年の開催ではフェラーリのアルフォンソ・デ・ポルターゴが観客を巻き込む大事故を巻き起こす。アルフォンス自身も死亡したこの事故で、「ミッレミリア」は中止に追い込まれることになる。

マン監督はDeadlineに、「この物語の真のパワーは、複雑で、過酷な環境にある人々の感情溢れる人生にある。さらに、レースにおける爆発的なパワーに致死的な美しさもある。素晴らしいドラマが核にあるし、だから私はずっと『フェラーリ』に取り組み続けている」と話している。フェラーリ家とも親しい間柄にあるマン監督は、映画では同時代のレースカーのレプリカも製作するという。

フェラーリといえば、2019年の話題作『フォードvsフェラーリ』が記憶に新しいが、マンはこの作品にも製作総指揮として携わっていた。この映画でレモ・ジローネが演じたフェラーリ役を、ヒュー・ジャックマンが担うというわけだ。

2021年春の撮影開始を見込んでいる。マン監督はカンヌ国際映画祭のバーチャル・マーケットで本作のプレゼンテーションを行う予定だと伝えられている。

『フォードvsフェラーリ』のエンツォ、実は…

Source:Deadline

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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